
5月30日、ノエビアスタジアムで行われたJ1リーグ第14節、ヴィッセル神戸VSベガルタ仙台戦を観戦した。
共に大震災を乗り越え、スポーツの力で街や人を勇気づけたいと頑張ってきた同志。復興支援や交流が盛んに行われる親交のある両クラブの対戦だ。

東北の名産を販売するブースが設けられた

ネパールへの支援募金に立つ地元高校生たち
試合前は、東北を支援するブースが賑わいを見せた。また、ネパール大地震支援のため、神戸の選手や、地元高校生などが募金を呼びかけた。

先発イレブン
ナビスコカップからの手痛い敗戦から中2日。前試合の悪夢を振り払うべく、ピッチの選手たちは立ち上がりからキレのある動きを見せ、神戸ペースに。しかし、前半10本のシュートを放ちながらゴールならず。一方の仙台はわずかシュート2本だったものの、34分、金園に技ありのゴールを決められてしまう。
後半も神戸のペースながら、シュートがことごとくゴールバーに当たるなどツキにも見放され得点なし。仙台が先制点を守り逃げ切った。
J2降格圏のチームとの勝ち点差3。12位と順位を落とした神戸。この先はG大阪、浦和レッズ、横浜Fマリノスと上位陣との対戦が続く。苦しい戦いになると思われるが、負傷離脱していた主力選手たちが復帰し始め、攻撃もわずかながら活性化の兆しが見える。残り試合、全勝する!という気概で臨んでほしい。
