
その1はこちら。
ふーふー言いながら最後のカーブを抜けると、保久良神社の幟が見えて、神社に到着した。
鳥居をくぐる前に、大阪湾を一望する。ここには「灘の一ツ火」と呼ばれる石灯篭が中世の頃から最初の灯台と設置され、火種を保持する倉が「火倉(ほくら)」の社名の由来とも言われるそうだ。
そして、いよいよ鳥居をくぐって、保久良神社の境内に入る。
御祭神は、椎根津彦命(しいねつひこのみこと)、須佐之男命(すさのおのみこと)、大歳御祖命(おとしみおやのみこと)、大国主命(おおくにぬしのみこと)で、農業生産・諸業繁栄・村里安全を祈願したはじまりを持つ。
境内には、「立岩(たていわ)」と呼ばれる磐座もあって、神に祈るために古代人が立て起こした祈願岩の1つだという。
付近からは弥生時代中期の石器も出土している古代からの信仰の場であって、まさに昔から続く名実ともにパワースポットなのだろう。
ベビーカーやだっこで親子ハイキングするには、ちょっと勾配がきついが、自力で長く歩けるようになった子どもさんと登って眺望を楽しむには、程良いコースだと思った。

- 保久良神社
- <ほくらじんじゃ>
- 兵庫県神戸市東灘区本山町北畑680
- TEL:078-411-5135
営業時間 | なし |
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定休日 | なし |
アクセス | 阪急岡本駅から 北東へ約1.6km |
駐車場 | なし |