
ひょんなきっかけで頂いたチラシ「森元暢之(のぶゆき)原画展 長谷川書店でポロリ」。それを見た途端、「ぴあ」で見に行く映画や芝居を探していた、あの頃が一気によみがえった。森元氏の漫画は情報誌「ぴあ」のテレビ欄下で連載されていたのだ。近著では、その連載作品や、書き下ろしが含まれている『森元暢之作品集(1)「ぴあ」の時代Ⅰ』という本が湯気カンパニーから出版されている。
今回、貴重な原画が見られるということで会場の長谷川書店(水無瀬駅前店)へ。店内は本がぎっしり、本屋さんだから当たり前だが、本への愛もぎっしり詰まっているような印象。そして絵本などが置いているコーナーに、原画や、昔の掲載本が閲覧できるように展示されていた。
インターネットでなんでも注文できる時代だけど、やっぱり本屋さんって大事。私が展示を見ている間に、子どもが夢中で本を選ぶ様子を見て、改めてそう感じた。インターネットなら、親が良さそうだと思う本や、売れている本を選ぶけれど、子どもが自分で探す楽しみは本屋さんならでは。
大人でもこのお店のように、お店の人のおすすめがさりげなく光る本屋さんなら、知らなかったジャンルの本を手に取ることができる。原画展を目当てに来てみたら、こんな素敵な本屋さんの存在を知ることができ、興味を持って行動するとまた次の展開があるなあと、うれしい気持ちになった。原画展は2月29日(月)まで開催中。
- 長谷川書店 水無瀬駅前店
- 大阪府三島郡島本町水無瀬1丁目708
- TEL:075-961-1560
- HP:http://walkingreader.blog60.fc2.com/
営業時間 | 10:00-22:00 土日祝は営業時間を短縮しています。電話にてご確認を。 |
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定休日 | 無休 |
アクセス | 阪急水無瀬駅 改札を出てすぐ右手目の前 |