第9節 ヴィッセル神戸VSサガン鳥栖戦 観戦記


8月29日(土) J1リーグ2ndステージ第9節 ヴィッセル神戸VSサガン鳥栖戦@神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 を観戦した。

結果から言おう。7-1の完勝だ!

ホームグラウンド、ノエビアスタジアム(神戸市兵庫区)の芝の状態が悪く、急きょ神戸総合運動公園ユニバー記念競技場へ会場を変更した。試合開催まで1ヶ月を切ってからの会場変更は異例だ。日本一ともいわれるユニバーのピッチで選手たちは文字通り躍動した。

ピッチコンディションは最高!

ピッチコンディションは最高!



この日も試合開始直後から神戸が攻めているものの決定機なく、前半26分に鳥栖・豊田に先制ゴールを許してしまう。優勢な展開もゴールできずという前節(アウェー甲府戦、1-0で敗戦)の悪夢がファン、サポーターの頭をよぎったことだろう。ピッチが変わってもダメなのか・・・

しかし、前半34分、神戸はチョンウヨンのCKから一旦はクリアされたボールを渡邊がヘッドで押し込み同点とした。さらに前半終了間際に、相馬の左からのクロスにレアンドロが飛び込み2点目。逆転に成功した。

後半開始早々、レアンドロがこの日2点目を決めて3-1とすると、ここからはまさに神戸のゴールショー!

4点目を決め、祝福される岩波

4点目を決め、祝福される岩波



ゴールを決めた石津はベンチの選手たちに駆け寄る

ゴールを決めた石津はベンチの選手たちに駆け寄る



岩波、石津、森岡、渡邊と後半5点を奪った。前節まで苦しんでいた、バイタルで縦パスを入れた後の展開力不足がうそのように、面白いようにパスが繋がり多彩な攻撃を見せた神戸。終わってみれば、J1でのチーム最多得点で鳥栖を圧倒した。

ヒーローインタビューは渡邊千真

ヒーローインタビューは渡邊千真



試合後、スタンドへの挨拶をする選手たち。

試合後、スタンドへの挨拶をする選手たち。



試合後はネルシーニョ監督をはじめ、選手たちからもユニバーの芝を絶賛する言葉が飛び出した。改めてピッチ状態が勝敗を左右する大事な要素であると感じた。雨にもかかわらず、遠くから駆け付けた多くの鳥栖サポーターからは、選手たちに容赦ないブーイングが浴びせられた。しかし、鳥栖の選手たちはしっかり顔を上げてそれを受け止めていた姿が印象的だった。

大勝のあとは、得てして大味な試合となることが多い。「勝って兜の緒を締めよ」中3日でヤマザキナビスコカップ準々決勝第1戦、柏レイソル戦(日立台)が控えている。この勢いで、連勝を!いざベスト4へ!!


【9月のホームゲーム】 ・9月6日(日) 柏レイソル(ヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦)
神戸ユニバー記念競技場 20:00~

・9月19日(土)アルビレックス新潟(J1リーグ第11節)
神戸ユニバー記念競技場 19:00~

【ヴィッセル神戸オフィシャルサイト】http://www.vissel-kobe.co.jp



神戸ユニバー記念競技場
<こうべゆにばーきねんきょうぎじょう>
〒654-0163
神戸市須磨区緑台
TEL:078-795-5151
アクセス 西神山手線「総合運動公園」徒歩すぐ
駐車場
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この記事を書いた人:

HITOMI
火の国熊本出身で、神戸に暮らして約20年。通信制の作文教室「言葉の森」の講師をしています。ヴィッセル神戸の熱烈サポーター!ホームは全試合スタジアム観戦。アウェーにも参戦します。スポーツ観戦と雑貨店巡りが大好き。神戸の魅力をたくさん発信していきたいと思います。よろしくお願いします。
http://news.archive.citylife-new.com/culture/sport/27321.html