サッカーＪ1は2ndステージが開幕。初戦は甲府に0-3と快勝し好発進したヴィッセル神戸。ホーム開幕戦となるサガン鳥栖戦を7月9日、ノエビアスタジアム神戸で観戦した。

試合前には浦和から加入した、橋本がファンサポーターの前で挨拶。リオ五輪サッカー日本代表に選出された、岩波にも激励のエールが送られた。





この日一番の注目は、ブラジルの名門インテルナシオナルから加入したニウトンだ。神戸に合流してわずか10日ほどだが、先発で起用されたことでも期待の高さがうかがえる。



試合は開始早々に、そのニウトンが中盤で奪ったボールをペドロジュニオールに縦パスを通し、ドリブルで相手守備を引きつけたところでレアンドロに絶妙のパス。レアンドロが仕留めて先制し、神戸の誇るブラジル人トリオが存在感を見せつけた。



前半に一瞬の隙をつかれ、追いつかれた。さらに後半開始早々に逆転を許すも、渡邊のダイビングヘッドで同点として2-2のドロー。キャプテンの渡邊は同点弾にも笑顔はなく「勝ち点3をとらなければならない試合だった。勝ち点2を落としたゲーム」と唇をかんだ。

記録的な暑さが続くなか、中3日で次節、横浜Fマリノス戦がやってくる。体力の消耗も激しいこの時期はチーム力が求められる総力戦だ。暑さを吹き飛ばすような、神戸らしい豪快な戦いを期待したい。




【7月のホームゲーム】
7月17日(日) 湘南ベルマーレ ノエビアスタジアム 18:00
7月30日(土) 大宮アルディージャ ノエビアスタジアム 19:00

【ヴィッセル神戸オフィシャルサイト】http://www.vissel-kobe.co.jp