好天に恵まれた、21回目の開催となる「つるやオープンゴルフトーナメント」。
実は、この大会、毎年天候にヤキモキする大会でもあるんです。
ここ4~5年は必ず1日は降雨となり、その日が中止となり3日間開催と
なったり雷の影響で一時中断となり待機してから再スタート…と。
朝から大勢のギャラリーの方が入場されていましたが、やはり皆さん
「良いお天気でゴルフ見れたのが嬉しかった~!」
「私が観戦しようとする日が、いつも雨だったから心配してたんよ」という
声がたくさん聞けて、穏やかな天気の下、楽しい時間をゴルフ観戦で過ごせた
事がよかったみたいです。
最終日なのでプロの皆さんは一つでもスコア(成績)をアップさせて終わりたいので
スタート前の練習では、もっとピリピリした感じかな?と思いましたが笑い声も
聞こえる穏やかな雰囲気。

スタート前に丁寧な練習
私がお世話になっている豊中市庄内にある大塚整骨院の大塚院長(通称ダディさん)も
担当している山下プロや貞方プロの練習を見守っておられます。

海外のプロも診られます
今大会にも多くの韓国出身選手が出場されていますが、皆さんのキャップやサンバイザーに
黒リボンで喪章を作り母国で起きた旅客船沈没事故に哀悼の意味を込めてつけられて
試合に臨んでおられました。

母国への思いはひとつ…
今大会ギャラリー帯同人数が多かった石川遼プロは朝8時20分スタート!
ギャラリーの皆さんは近くで見ようと場所取りをしたり、先回りしてボールの
落下地点へ移動したり…

ひと・ヒト・人!石川プロ大人気!
私もギャラリーの皆さんと楽しみながらいろんなホールを観戦。
プロとキャディのやりとり、キャディとボランティアが一緒にプロを励ますシーン、
そんな中、「谷原プロがトップになった!」耳に入り慌てて18番ホールへ。
プレイオフに3~4人が戦うかも…とその時点でのスコアを見て思いました。
私が応援していたのは藤田プロ。藤田プロが関西オープン優勝時にインタビューして
とても温厚なプロで丁寧にコメントして下さったので大ファンに!
取材だと公平な立場で入らないといけないので敢えてコメントを控えましたが
最終日くらいはいいよね!と心の中で「必ず藤田さんが抜き出てくれる!」という思いで
最終組の藤田プロ、ヘンドリープロ、重永プロを見に行きました。
結果、藤田プロより1時間ほど先に上がっていた朴相賢プロと藤田寛之プロが
13アンダーで並び18番ホールを使いプレイオフへ突入!
藤田プロまず18ホール終えスコア提出している間にキャディさんは少し休憩。
そこには藤田プロと同じ門下生の宮本・上井プロが居てキャディさんを励まして
おられ、私たちファンも「1回で決めてきて下さい!」と声援。
想いが届いて、プレイオフでは藤田プロがパー、朴プロはパーセーブできず
その時点で藤田プロの優勝が決まりギャラリーも大喜び!
藤田プロは2010年・12年の大会チャンピオンでもあり、3回目の
チャンピオンはブレンダン・ジョーンズプロとタイ記録!

表彰式で藤田プロの挨拶
藤田プロの挨拶にギャラリーがわき、手前に映る朴プロにも64というベストスコアに
拍手!(谷原プロも同じ64のベストスコアでしたが代表して朴プロが式に参加)
次回、関西でのツアーは5月22~25日、六甲カントリー倶楽部にて
『関西オープンゴルフ選手権競技』が開催されます。お楽しみに!!

ボランティアの皆さんと記念撮影