
神戸マラソンといえば、毎年出走希望者が多く参加権の抽選倍率は4倍近くになるという日本屈指の人気を誇る。
神戸市役所前をスタートし明石海峡大橋の西方を折り返してポートアイランド(市民広場)をゴールとする42・195キロ。旧居留地、南京町、ハーバーランドなどの観光地や海岸線を走る美しいコースはランナーたちの憧れの的だ。
そのスタート地点にあるのが「日本マラソン発祥の地 神戸」碑。神戸市役所1号館前のフラワーロード歩道上に、茶褐色の御影石に5人のランナーたちの姿をくりぬいた印象的な碑がある。第1回神戸マラソンが開催された2011年5月にスタート地点であるこの地に建立された。フラワーロードを埋めたランナーたちがこの場所から一斉に走り出す様子は圧巻。神戸の初冬の風物詩になっている。
日本で初めて「マラソン」という言葉が使われた競技大会は1909年(明治42年)に神戸 湊川埋立地(兵庫県新開地)から大阪 西成大橋(淀川大橋)までの31・7キロで行われた。公募で400人を超える健脚自慢が集まり、予選でしぼられた20人がこのコースを走ったという。
2万人が神戸の街を駆け抜ける第8回2018年神戸マラソンは11月18日(日) 現在出走エントリー受付中!5月14日17:00まで。
【神戸マラソン公式HP】http://kobe-marathon.net
- 日本マラソン発祥の地 神戸
- <にほんまらそんはっしょうのち こうべ>
- 神戸市中央区加納町6丁目5