
第100回の記念大会となる、全国高校野球選手権大会が開幕した。連日熱戦が繰り広げられている西宮市の甲子園球場のすぐそばに、甲子園 素戔嗚(すさのお)神社がある。
ライトスタンド後方に位置し野球ファンの間では「甲子園神社」「タイガーズ神社」とも呼ばれるこの神社境内に鎮座するのが「野球塚」だ。文字は阪神タイガースの選手で元監督の岡田彰布氏揮毫によるもので2004年8月に建立された。
塚の前にはベース型の敷石があり、ここが出発点であり帰着点であるという意味が込められたもの。供養塚ではなく、物や人に感謝する場であり野球の神様が降臨する場所だという。たくさんの絵馬には「野球が上手になりますように」「全国制覇」という野球に関係する願い事が。甲子園大会開催中は、必勝祈願の出場校の選手や関係者たちが多く訪れるという。
また、同境内には野球ボール型のモニュメントも。「夢」という文字は阪神タイガーズ元監督の故星野仙一氏の揮毫によるもので、2008年8月に建立された。
甲子園球場周辺には、さまざまな石碑やモニュメントが点在する。
高校野球、阪神タイガースの観戦の際に探してみては?
- 甲子園 素戔嗚神社
- <こうしえん すさのおじんじゃ>
- 兵庫県西宮市甲子園町2-40