
万博公園に通じる清水の名神高速下のトンネルは、現在子どもたちのキャンバスになっている。
アートテーマは「ぼくの夢わたしの夢」。
このトンネルアートを企画する「現代美術を愉しもう塾」は、暗いトンネルを明るくしようと吹田市の各地で活動を行ってきた。
9年目を迎えるこのプロジェクトは、今年は清水のトンネルを舞台にスタートしたところだ。 デザインも色も自由なので、ある人はかわいらしいカップケーキを描き、またある人は勇ましいサメを描き…とそれぞれの個性が表現され、にぎやかな壁になっている。
トンネルにみんなで絵を描く、という貴重な体験をする子どもたち。
今後の人生において「あんなことしたな」「楽しかったな」と、心の引き出しのひとつになって欲しいというのも、企画側の想い。
そして子どもたちが描いて終わりじゃないことも、魅力!
出来上がった「個」のアートを「ひとつ」のアートにするのは、全国各地から応援に来る若手アーティストたち。
彼らは、子どもたちの描いたモチーフを崩すことなく、全体としてまとまりが出るように加筆修正をするとのこと。
なお、完成式は8月31日(日)の予定。
このトンネルアートがどのような作品になり、また地元に馴染んでいくのか。
今後も大注目!