インスタントラーメン発明記念館で学ぼう!作ろう!楽しもう!【その1】


今や、世界各地で食されているインスタントラーメンがどのようにしてでき、
広まっていったかを学ぶことができる『インスタントラーメン発明記念館』。

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館内には、インスタントラーメンに関する展示のほか、オリジナルのカップ
ヌードルを作れる「マイカップヌードルファクトリー」があり、1999年の開館
以来、連日たくさんの人が訪れ、人気を博している。

『インスタントラーメン発明記念館』の館内の展示をその1でご紹介し、
その2では「マイカップヌードルファクトリー」のご紹介を致します。

館内に入り、まず目に飛び込んでくるのが家のような建物。これはチキンラーメンを
開発した安藤百福氏の研究小屋を再現したもので、中に入ると研究に使った道具や材料
が展示され、作業内容が掲示されています。

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麺を油で揚げ、乾燥させる「瞬間油熱乾燥法」という方法は、常温で長期間保存でき、
また、味付けした麺をお湯をかけるだけですばやくもどすことを可能にしました。

奥に進んでいくと、パネルで安藤百福氏がインスタントラーメンを開発するきっかけと
なったエピソード、食についての信念・理念、インスタントラーメン発展について紹介
されています。

「食足世平」安藤百福氏のこの言葉がインスタントラーメンの原点と言える

「食足世平」安藤百福氏のこの言葉がインスタントラーメンの原点と言える


カップの底に空洞があることによりお湯が対流し、3分という早さでできあがるのです。

カップの底に空洞があることによりお湯が対流し、3分という早さでできあがるのです。




世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」も展示されており、野口聡一氏が
スペースシャトル「ディスカバリー号」で食べている映像を見ることでき、私も
思わず見入ってしまいました。

安藤百福氏の数多くの革命的発明は当時の最先端技術を駆使し、強い意欲と信念が
あったからこそ。その技術が現代にも受け継がれています。


館内中央にある「カップヌードル・ドラマシアター」ではカップヌードルの開発に
まつわるエピソードや製造工程を映像で見て学ぶことができ、お子様でもわかりやすい
内容となっています。

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そして世界各国のインスタントラーメンが展示されているエリアへ。

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パッケージの色使いがその国を象徴していたり、その国独特の味だったり。
香港では「出前一丁」が大変ポピュラーで種類が豊富なことに驚きました。
日本が生んだインスタントラーメンは、世界各国で大変愛され、親しまれています。


館内奥には安藤百福氏の業績を称える勲章や表彰状、愛用品が展示されているエリアや
安藤百福氏の著書やめん食文化に関する本を読むことができるライブラリー、通常
大阪では購入することができないインスタントラーメン(カップ麺)を購入し、食べる
ことができるエリアも。


そして圧巻なのがこの「インスタントラーメン・トンネル」!

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今まで発売された日清食品のインスタントラーメンがずらりと並べられ、トンネルに。
インスタントラーメンの歴史や変化を見ることができます。系統ごとにまとめられて
いるのでとても見やすく、わかりやすい作りとなっています。


トンネルのそばに「マジカルテーブル」というクイズコーナーがあり、クイズに5問中
4問正解すると景品がもらえるそうなので、館内をくまなく見学した後にぜひ挑戦を!

インスタントラーメン発明記念館
<いんすたんとらーめんはつめいきねんかん>
池田市満寿美町 8-25
TEL:072-752-3484(案内ダイヤル)
HP:http://www.instantramen-museum.jp/index.html
営業時間 9:30~16:00(入館は15:30まで)
定休日 火曜日(祝日の場合は翌日が休館)、年末年始
アクセス 阪急宝塚線「池田」駅より徒歩約5分
駐車場 普通車のみ駐車可能

※2014年9月現在、増築工事のため駐車可能なスペースが減少しております。混雑が予想されますので、公共交通機関をご利用いただくようお願い致します。


2015年1月は増築工事のため、全館休館となります。ご注意ください。

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この記事を書いた人:

soleil
豊中生まれ豊中育ち、現在は箕面在住。最近カメラを買い替えて、再び写真ブームが到来!そのカメラで撮影した、北摂の美しい風景やスポットなどを「CityLifeNEWS」でご紹介できればと思います。
http://news.archive.citylife-new.com/education/parenting/11672.html