”おかえり~””ねえねえきいて~”団欒長屋プロジェクト 多世代交流の子育て空間 豊中市蛍池


足を踏み入れた途端、懐かしい木の香り、窓から涼しい風、まるで田舎のおばあちゃん家。豊中市蛍池にある子どもを中心とした多世代交流の拠点『団欒長屋プロジェクト』。代表の渕上さんにお話を伺った。

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入口には豊能から直送された新鮮野菜を無人販売している(火・木・土のみ)


子どもの預け先に苦労した経験や、子ども時代にたくさんの大人たちと関わってほしいとの思いから、2013年学童保育として発足。翌年には「とよなか夢基金」の助成をうけ、子どもがつくる多世代交流型ZINE(小冊子)『だんらんしんぶん』を創刊。子どもたちが記者になり、地域のお店や市民団体などを取材し、製本、配布までするフリーペーパーだ。6号(2015年7月発行)では豊中市在住の小説家、小田雅久仁さんを取材。9号(2016年7月発行)では、カラオケ喫茶にも突撃取材をしている。子ども記者にしか聞けない面白い質問満載だ。(豊中市公共施設などに設置)

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『だんらんしんぶん』のバックナンバーは玄関入ってすぐ右側に常設


団欒長屋では子どもを真ん中にシニア世代と働き盛り世代の「困った」と「得意」をつなげる取り組みをしている。新年には地域の市民団体が作った郷土カルタや昔あそび、夏には流しそうめんなど多世代交流イベントで賑わっている。

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まじめに勉強してます


2016年4月から保育所もオープン。当初は待機児童の問題もあり多くのマスコミに取り上げられた。多くの0歳児も預かっている。詳細はHPで。

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チェックしてもらって、これならバッチリかな


今後は夕方からの食事提供、学習支援なども視野に入れた子どもの居場所を目指している。また渕上さんはラジオ「FM千里」に第5週がある月の月曜日に出演。「周囲に言うことで、夢が実現していくといいなと思っています」ここに来れば、最高の子ども時代が送れそうだ。

団欒長屋プロジェクト
<ダンランナガヤプロジェクト>
豊中市蛍池西町1-3-32
TEL:06-6836-9011
HP:http://danran-nagaya.blogspot.jp/
開館時間 ●団欒保育舎 月~金 8:00~18:00

月極保育(6カ月~2歳児)・一時利用(6ヶ月~小学校就学まで)
特別預かり(月極・一時登録者のみ)

●団欒学童舎 毎週土 8:00~18:00 
 他に学校行事の平日代休、学級閉鎖、長期休みなど  

小学1~6年生(校区指定なし)

※どちらもひとり親割引、兄弟割引あり。時間外の預かりは応相談。
アクセス 阪急蛍池駅から徒歩5分
チェーンがかかった私道つきあたり
駐車場
関連地図

この記事を書いた人:

ニッキ
北摂に住んで10年 マラソンをはじめて6年目。 去年は淀川マラソン一昨年は大阪マラソン完走! 万博公園や箕面の滝まで走り体力自慢のアラフィフです!
http://news.archive.citylife-new.com/education/parenting/43069.html