
週末に服部緑地公園・野外音楽堂で開催された
「第21回星空ファミリーコンサート」に参加してきました。
※主催:公益財団法人日本センチュリー交響楽団
すっかり陽が落ちて辺りが暗くなる19:30から
演奏がはじまります。
指揮と司会を務めるのは
日本センチュリー交響楽団主席指揮者でもある飯森範親さん。
今年もユーモアたっぷりのおしゃべりと
わかりやすいクラッシック曲の解説で観客を楽しませてくれました。
最初の曲は歌劇「さまよえるオランダ人」序曲

指揮・飯森範親さんと、オーケストラの皆さん
子供達の声で賑やかになっていた会場も
大迫力の音楽と共に次第に静けさを増して行きます。
一曲目の演奏が終わったら毎年恒例の
「指揮者体験コーナー」がはじまります。
聴衆の中から選ばれた指揮未経験者の3人が、
ハンガリー狂詩曲第2番の指揮に挑戦。

一人目の挑戦者は浴衣姿がとっても可愛い小学生

二人目の挑戦者は楽器演奏経験のある中学生。なかなかのお手並み!
指揮を振る人によって
オーケストラのテンポが早過ぎたり、音が小さくなってしまったり、
リズムが乱れたり・・・となかなか難しそう。
挑戦者が悪戦苦闘する様子に
場内には次第に笑いが広がって・・・
最後には爆笑の渦に包まれ、なんだかとっても楽しい雰囲気に。

激しく指揮棒を振ったりゆるやかに振ったり・・・個性が炸裂する場面も!
コンサートの後半は
宮崎駿アニメメドレー2(風の谷のナウシカ~魔女の宅急便~ハウルの動く城)と、
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲の演奏が行われ、
中には感動で涙を流している人の姿もありました。
最後には熱いアンコールで「六甲おろし」が演奏され、
21:00頃にコンサートが終了。
台風の影響もありとても涼しい野外コンサートとなりましたが、
今年も素晴らしい音楽と聴衆の熱い拍手が一体となり
感動的な盛り上がりを見せてくれた「星空ファミリーコンサート」。

参加された皆さんにとって、
夏の終わりの素敵な思い出になったことでしょう。