大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち 兵庫県立美術館 2018年1月14日(日)まで


世界3大美術館の1つエルミタージュ美術館。この礎となったのがロシア女帝エカテリーナ二世。

入口近くの《戴冠式のローブを着たエカテリーナ二世の肖像》は撮影許可され、平日でも多くのお客様が来館



16世紀から18世紀のバロックからロココ美術まで、ヨーロッパ各国の絶対王政から市民革命まで激動の時代の傑作品を一同に集結。まずは入口の階段から絢爛豪華な気分を味わって頂きましょう。

登りながら気持ちも高揚。
本物のエルミタージュ美術館に前にいる気分



それぞれのコーナーと心に残ったものをご紹介。

※イタリアのルネサンスからバロック時代。

なぜか皆一点に集中。魚の内臓を目の治療に利用。ベルナルド作「トビトの治療」寓話をリアリズムに描く


他にヤーコプ作「ぶどうを買う人」が魅せられました。少女の健気さと召使いの優しさがわかりそれだけに身分社会がくっきりと映し出し、苦くて甘い涙が胸に流れてくるようでした。

※フランドル(現在のベルギーあたり)のバロック的豊穣の時代
色々な鳥たちが自己主張。このハーモニーはいつまとまるのでしょうか。丁度この時は衆議院選挙活動、盛んでした。



※スペイン 神と聖人の世紀のコーナー

↓この少女の佇まい。只者ではない聖母マリアであることが説明なしでもわかります。



※フランス:古典主義的バロックからロココへ

ジャン作、「食前の祈り」慎ましい食事の様子。ピュアな母子の空間。「未亡人と司祭」未亡人の一番下の子視線の鋭さはどう意味か。ぜひご覧あれ。
感じたことは肌色の美しさや優しさが際立つ絵と風景画が多いことです。豪傑な女帝が望み永遠に手に入れなかったもの何か。でもそれだからこそ魅力的な彼女となったのでしょうね。

↓さてさてお土産コーナーではジュエリーも販売。この時しか買えないものも。他にあの漫画家池田理恵子作「女帝エカテリーナ」も販売されてました。


マトリョーシカが人気



 

兵庫県立美術館
<ヒョウゴケンリツビジュツカン>
神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号
HP:http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1710/index.html
開館時間 開館時間:午前10時~午後6時
※(金・土曜日は午後8時まで)入場は閉館30分前まで
観覧料金
当日団体割引あり(20名以上)
一 般 1,600円 (1,400円)
大学生 1,200円 (1,000円)
70歳以上 800円 (700円)
高校生以下 無料
※障がいのある方は当日料金の半額、その介護の方1名は無料。
(70歳以上を除く)
定休日 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)12月31日、1月1日
アクセス 阪神電鉄「岩屋」
(兵庫県立美術館前)徒歩8分
JR「灘」 徒歩10分
阪急電鉄「王子公園」 徒歩20分
駐車場 有(80台)
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この記事を書いた人:

ニッキ
北摂に住んで10年 マラソンをはじめて6年目。 去年は淀川マラソン一昨年は大阪マラソン完走! 万博公園や箕面の滝まで走り体力自慢のアラフィフです!
http://news.archive.citylife-new.com/education/parenting/59134.html