美味しい遊び心。 【川福流手打ちうどん 川福 箕面店】


2012年6月にオープンした「川福流手打ちうどん 川福(以下、川福)」。小野原のメインストリート(おのはらサンシャインロード)の南に位置する一見隠れ家のような外観。店内は木のぬくもりがあり落ち着く空間だ。

「川+ふくろう」で「かわふく」。

「川+ふくろう」で「かわふく」。



ゆったりとした店内。

ゆったりとした店内。



落ち着く掘りごたつ席。

落ち着く掘りごたつ席。



川福の特徴は、何といっても「手打ち、手切り」であるということ。オートメーション化が進むこの時代、職人の手によって一つずつ丁寧に工程が踏まれているうどんは稀少だ。麺を均等幅に切るための器具も使わず、目と手を頼りに包丁で一本ずつ切る。この技術を習得するのに相当な年月を要することは想像に難くない。

打ち台。営業時間外に職人が立つ。

打ち台。営業時間外に職人が立つ。



戦後の創業当時はぶっかけ、きつね、てんぷらというシンプルなラインナップだったが次第にユニークなメニューが登場する。今では耳慣れた「ざるうどん」も、実は川福の登録商標である。
創作うどんの先駆けでもあった川福。お品書きを手に取ると、粋なネーミングにちょっと意外な組み合わせ。たとえば「おいらん」は、うどん×明太子(あん)×かき揚げ。うどんに慣れ親しんでいる私たち日本人でも「これは初めて」という顔ぶれが勢ぞろいしている。

「おいらん」は陰陽五行説から生まれたメニュー。

「おいらん」は陰陽五行説から生まれたメニュー。



人気の「しゃぼん玉」。山芋、胡麻和え、温泉卵の3つの味を楽しめる。

人気の「しゃぼん玉」。山芋、胡麻和え、温泉卵の3つの味を楽しめる。



どのメニューもハズレがないのも川福の実力だ。その証拠に、来るたびに新しいメニューに挑戦するというリピーターも少なくない。

うどんの既成概念を破ってくれる川福のうどん。吉田店長に聞いてみました。あなたにとってのうどんとは、ズバリ?
-----------「一日一回は食べたくなるもの」。

毎日うどん……それもアリかも知れない。そう心から思えるのは、本物であること、美味しいこと、楽しめること、飽きないこと。そんな「お愉しみ」が満載の川福だからこそ。

DSC01116「ランチタイムはお友達と、夜は居酒屋感覚でご利用ください」。

おつまみメニューも実に豊富。お酒を楽しんだ〆にうどん、というフルコースも楽しめるのが川福。ひと口食べると納得するはず。うどんが食べたくなったらぜひ川福へ。

川福流手打うどん 川福
<かわふくりゅうてうちうどん かわふく>
箕面市小野原西6丁目7-22
TEL:072-749-0345
HP:http://www.osaka-kawafuku.com/
営業時間 【月~金】11:30~14:30/17:30~22:00
【土・日・祝】11:30~15:00/17:00~22:00
定休日 年末年始
駐車場
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この記事を書いた人:

かどみき
北摂で生まれ育ち、北摂をこよなく愛する二児のママ。 日々のささやかなしあわせや、街で見つけた「心地よいもの」「楽しいもの」「新しいもの」「美味しいもの」をマイペースに発信していきます。
http://news.archive.citylife-new.com/gourmet/4366.html