お米といえば、毎日欠かせない食のひとつ。
そのお米に愛情と熱意を注ぐ店主がいるお店が、吹田市の青山台近隣センターにある「青山台米穀店」。
現在2代目の店主が、お米に対する生産者の熱い思いと熱意をつなげる橋渡しをしている。

このお店のうりは、「店頭精米の量り売り」である。
1キロから購入でき、精米度合い（玄米、5分づき、7分づき、白米)も自分の好みにあったものを選べる。
必要な分量だけ精米できるので、常に新鮮なお米を食べることが可能だ。

店頭には、店主が気になった生産者の元まで足を運び、吟味したお米をはじめ、コンテストで選ばれたお米などを玄米のまま保管している。

お米の銘柄、栽培方法、価格、お米の特徴をはじめ、生産者の思いや名前、写真つきなどもあるので身近に感じられる。


そして、お米といえども、人それぞれ好みや相性がある。
好みや用途に応じて親身になって話を聞いてもらえ、おすすめのお米を教えてもらえるのも、個人商店ならでは。


毎月数軒の同業者と一緒に作る新聞に、店主独自の「おれの新聞」というのがある。
ネットなどで情報を見ることのできない人にでも、身近に感じてもらえるようにと、店主が身近に起こった出来事などを紹介しているのだが、これが面白くて評判がよい。


最後に、店主の的場さんに今後の目標を聞いてみた。
「特定の銘柄だけだなく、新品種も取り入れていきたいですね。」とまだまだ的場さんの熱い野望はこれからも続きそうだ。