閑静な住宅街にある建物の地下。
隠れ家を思わせる小さな入り口から中へ入ると、
すこし照明を落とした大人の空間が現れる。箕面「隠」（かくれ）。

カウンター席に着くと、さっそくお店おすすめの「本日の先付」が。
小さなグラスにカラフルな野菜のジュレを乗せたカニ身に心が踊る。

「次は何をいただこうか？」

メニューを見ると、その日手に入った新鮮な食材を使ったお料理がズラリ。
コースや鍋料理はもちろん、こちらでは一品料理もたくさんあるので
色々なものを少しずつ食べたい女性には嬉しいかも。


と言うことで、まずはお刺身から。
盛り付けの美しさはさる事ながら、どれも新鮮で美味しい！


続いては、ハッとするような朱色の器に盛られたブリ大根。

器に織部焼や有田焼を使っているところにも店主のセンスが伺えるが、
シンプルな味付けでブリの旨みを引き立てる腕前は流石。

そこから海老芋のから揚げ、トコブシの煮付け、香ばしい鯖の棒鮨と続き、
〆には白子のお吸い物をいただいた。
ちなみにお吸い物はメニューにはなかったものの、
「何が温かいものを」とお願いしたところ、こちらの好みを聞いてささっと作ってくれた。

出汁と柚子の香りに包まれた、ほわほわの白子。


日本食、懐石料理のお店は敷居が高いものと思い込んでいたが、
こちらでは、良心価格でハイセンスなお料理を満喫できそう。
一軒目にも二軒目にもなる箕面の「隠」、近々また伺いたい。