
21年前、まさか神戸に地震がおこるなんて考えてなかった
自宅の2階から飛び降りた時、あれもこれも持って逃げればよかったと思ったものだ。
ローンの残った皮製のリュックサック、大切にしていたアーティストのサイン入りグッズ、1番悔しかったのは写真だった。
でも逃げ出す時、リュックサックに投げ入れたものはかなり役に立つものばかりだった。
バレンタイン用のお徳用チョコレート・・・救援物資が届くまで空腹を満たすこと。
ラジオ・・・全く情報が無い中ラジオだけが周辺の状況を把握できる。
マジックとノート・・・物資に名前を書いたり移動場所を書くのに必要。
逆に困ったのは水不足とトイレ。
水などの飲料水・・・コンビニに行けば飲料水が何も無い状態が続く。
トイレ・・・足の踏み場も無い状態で中に入れない状態。
生意気な小娘だった私も今は家族ある身。最低限必要な防災グッズは手元に用意している。

このリュックサックは救援物資でいただいたもの
マスクは防塵タイプ、水は5年保存用、避難食は水で戻せるお米類、ラップ、雨具など。
今は100円ショップでも簡単に揃えられるので手軽に出来る。

水で戻せるお米類は便利
あと1つどうしても持っていきたいのは簡易トイレ!あの苦い思いは2度としたくないのだ。
まずは鞄に水、キャンディ、手帳に1枚子どもの頃の写真を忍ばせておいてほしい。
天災はいつどこでやってくるかわからないのだから。
自分の身は自分で守る。こんな日が2度とおきない様に祈りたい。