大観衆の前でついに実現!ファーストコンサート コーロポエニクス 大フィルと夢の競演


3月21日(月・祝日)高槻合唱団コーロポエニクスのファーストコンサートが催された。
再結成してからわずか8か月でコンサート。
この成果は団員全員の努力も勿論のこと、団の音楽監督、梅沢和人氏をはじめ
ヴォイストレーナー中村勢津子氏の抜群の指導力、そしてピアニスト大岡真紀子氏の
一人一人に寄り添った伴奏など、3人の魂のこもった練習なしでは語れない。

以前記事に紹介したが、こちらの合唱団は60歳からはじめた人が多く。難解なラテン語の
ミサ曲もこなす本格的なコーラスグループである。

P3210420

会場が定刻前に満員に



コンサートは3部構成。大阪フィルハーモニーの演奏から。弦の第1音からおおプロ~っ、
す~と音の世界に入っていけた。音色の素晴らしさに夢の世界に(?)入って行く人も数人。

P3210423

コーロポエニクス専任指揮者、音楽監督梅沢和人氏
テネシー州ナッシュビル交響楽団のコンサートマスター
大阪フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターを経て
桐朋学園大学音楽学部非常勤講師。
奈良県立ジュニアオーケス トラ音楽監督に就任。
今回は大阪フィルハーモニー交響楽団メンバーが友情出演



そして大阪フィルハーモニー楽団と共に難関なラテン語の合唱。
モーツァルト アヴェ・ヴェルム・コルプス ミサ変ロ長調より 
キリエ グローリア クレドなど披露。
前回取材時に何回もしなおしていた「ア~ァメ~ン、アーメッン、アーメッン アーメ~ン~(っと記者には聞こえる)」の箇所など音をピッタリ合わせていた。
バス、アルトから始まる目立つ大事なところもマスター。
数少ない男声合唱団員の猛練習の成果が発揮された。

2部はボイストレーナーの中村勢津子氏のリサイタル。ガラリと場内は明るいムードに。
「この道に入って50年 年はおわかりになると思いますけど~」と軽快なスピーチで、
スペイン、ドイツ子守歌、愛の歌を情熱に歌い上げた。
「曲間の拍手はいいので(笑)歌によって変わっていく私をみて下さい」
次は日本の子守唄。最後の「いのちの歌」の詩は感動の波に。
中村氏のお腹の底から歌う透き通った声にのせられうるっとくるものが・・
「アンコール」の声も

P3210428

ユーモアたっぷりの中村勢津子氏。 ピアニスト大岡真紀子氏は
カリフォルニア州クパティーノ市より 「 1998年度の最も卓越した芸術家」受賞しただけあって、 躍動する曲にも日本の子守唄にも表情をだす。
1曲1曲前に何気なく音合わせの音をだすなど
心遣いのある素晴らしい ピアニスト。



3部は混声合唱とピアノのための組曲「旅立ち」。
こうしてみると合唱って複数の人たちと心を合わせて唄うこと。
合わせるって大変だけど苦労を重ねると言葉や時を越えて、一人では味わえない、
より心の激動感と達成感をもたらしてくれる。そして聴衆にも強く表現できる。

P3210434

皆さんやり遂げた笑顔で



「行かなければ」の歌詞は団員皆さまを生き方そのもの。
そういくつになってもスタートっと思う気持ちが大事。
アンコールの「おやすみ」の最後は小さな音から美しいハーモニーで終わった。
ここがコーラスの難しく醍醐味溢れるところ。

これからコーロポエニクスいつまでも若き不死鳥で、唄の旅をしづづけてほしい。

只今団員募集中。
会費:4000円+1000円(会場費として)
お問合せ 代表 元田さん 080-5635-0629

コーロ・ポエニクス
<コーロ・ポエニクス>
高槻市城内町1-1城内公民館
HP:https://www.concertsquare.jp/blog/m/201509235.html
開館時間 練習日:毎週月曜日 13:30~15:30
第2水曜日 10:00~12:00
営業時間 練習日:毎週月曜日 13:30~15:30
第2水曜日 10:00~12:00
アクセス 阪急高槻市駅下車徒歩約8分
JR高槻駅下車徒歩約15分
関連地図

この記事を書いた人:

ニッキ
北摂に住んで10年 マラソンをはじめて6年目。 去年は淀川マラソン一昨年は大阪マラソン完走! 万博公園や箕面の滝まで走り体力自慢のアラフィフです!
http://news.archive.citylife-new.com/life/37125.html