
まだまだ初詣の時期。お参りの後、気軽に日本画鑑賞するのはいかがだろう。
田村宗立・・「京都洋画の先駆者」で画僧でもあった人物。
今回の展覧会は彼の晩年の作品50点余りを展示。しかも入場無料。
1月27(金)ー29(日)10時~16時まで※28日(土曜日)午前中は縁日のためお休み※
彼の一生を辿ってみよう。11歳のときに得度し仏画を学ぶ。
一方、洋画の物を立体的に描ける陰影法に興味をもつ。
中学に入り、本格的に洋画とアメリカ人教師から英語を学ぶ。
26歳にして、粟田口病院(青蓮院)に通訳兼画家として勤め、
その後京都博覧会洋画を出品、数々の受賞をうける。
京都府画学校(現在の京都市立芸術大学)にて西洋画科の2代目教員として着任。
しかし44歳ごろ洋画排斥運動が高まり、美術学校を追われることになる。
幾多の困難にもめげず、関西美術院の創設の発起人となり、京都洋画壇の発展に貢献。
晩年は知恩院山内光玄院を住まいとして、ひたすら日本画と仏画を描いていた。
油絵のような屏風画、ダイナミックな仏画。ただ絵が純粋に好きだった画家。
きっと今までにない画風を目にすることだろう。

取材日は丁度どんど焼きが行われていた。雪がチラホラ。地元密着の開放的な不動尊

- 豊中不動尊
- <トヨナカフドウソン>
- 大阪府豊中市緑丘二丁目十四番八号
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駐車場 | 有 |
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