
国立民族学博物館(みんぱく)では12月9日(火曜日)まで
特別展「イメージの力-国立民族学コレクションにさぐる」を開催中である。
人間はイメージの力により様々なものを生み出してきている。
見えないものや、また同じものを見ても人種、国、地域、厳密にいえば同じコミュニティでも人により微妙に違ってくる。
けれど人類共通の観念がきっとあるはず。
※上の写真は、神像(ジャガッダートリー女神)
展覧会では下記の順番で展示している。
プロローグ 視線のありか
第一章 みえないもののイメージ
1-1 ひとをかたどる、神がみをかたどる
1-2 時間をかたどる
第二章 イメージの力学
2-1 光の力、色の力
2-2 高みとつながる
第三章 イメージとたわむれる
第四章 イメージの翻訳
4-1 ハイブリッドな造形
4-2 消費されるイメージ
エピローグ 見出されたイメージ

プロローグ 視線のありか

携帯用 仏龕(ぶつがん) 「タシゴマン」

右上から時計回りで、バッグ、玩具シクロ(輪タク)、サンバイザー、帽子、扇子 戦争による物資不足でアルミ缶で制作されたのが始まり ベトナム

内戦を終え民間に大量に残された銃器で制作された「肘掛椅子」
注目したのは「若い女性」でさえ
イメージの捉え方が様々に違うこと。美しさと母性の優しさとそして強さを求めている。 憧れの女性は万国共通か?

インドで大人気の神様。神像(ジャガッダートリー女神)

女性用盛装

首長人形(パチャママの処女)

仏像 (仏頂尊勝[母])

- 国立民族学博物館
- <コクリツミンゾクガクハクブツカン>
- 大阪府吹田市千里万博公園10-1
- TEL:06-6876-2151
- HP:http://www.minpaku.ac.jp/
営業時間 | 年末年始水曜を除く10:00より17:00(入館は16:30まで) |
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アクセス | 大阪モノレール 万博記念公園駅より徒歩約15分 |