アート×生命科学の探求展 生と死のボーダーラインはどこ?


上記の作品「Better Dead than Dying 2014」
作品といっても人の細胞。

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そしてこの細胞の持ち主はすでにこの世にはいない。
医学目的に取り出され、世界各国で活用され、現在に至るまで培養され続けているのである。
培養液がなくなるまで生き続ける細胞だ。

今回の展示は生命科学に問いかけるアート作品を揃えている。

<Biopresence>
人のDNAを木の遺伝子に組み込むことを提案するプロジェクト
リンゴの木にDNAを入れ込みそのリンゴの実がなり、
その種からまた木がなるまで、半永久的にその人のDNAは生き続けるのである。

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下記の作品は2013年オーストラリアで行われた合成生物学とアートをテーマにした「プロジェクト・ジェネシス(創世記)展」で大反響を呼んだもの。

<Common Flowers/White out>
ブルーのカーネーションはもともと白色のカーネーションを
バイオテクノロジーにより青色にしたもの
特殊な技法により白色に戻したカーネーションは
もともとの白色のカーネーションと同じものなのか問いかけた作品

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Common Flowers/White out



4月19日(日)まで開催。
ぜひたくさんの”生命を抱いた人”(?)とお越し下さいませ。

こちらのナレッジキャピタルではいろいろなイベントを開催。要チェック

一般社団法人ナレッジキャピタル
「The Lab. みんなで世界一研究所」2F
<イッパンシャダンホウジン ナレッジキャピタル
 ザ ラボ ミンナデセカイイチケンキュウショ2カイ>
大阪市北区大深町3番1号
グランフロント大阪タワー大阪北館
TEL:06-6342-6530
HP:http://kc-i.jp/
アクセス 阪急梅田 JR大阪より徒歩3分
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この記事を書いた人:

ニッキ
北摂に住んで10年 マラソンをはじめて6年目。 去年は淀川マラソン一昨年は大阪マラソン完走! 万博公園や箕面の滝まで走り体力自慢のアラフィフです!
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