
前月末にお邪魔させたいただいた花壇の草花の引抜き作業。
今回は植付け作業に密着です。
前回、草花を綺麗に取り除き、土を耕し、肥料をまいた花壇。
ここ数日の暑さで土から水分が抜けてしまったので、軽く土を耕し、水を撒く作業から始まりました。
花壇に植付ける花ですが、吹田市から指定があり、作業を行うさつき福祉会さんが指定の花を業者に依頼しこの場所まで運んで来てもらうそうです。
今回指定の花は4種類。
ベゴニア・ポーキュラカ・ペンタス・メランポジューム。
この場所に約2000株、職員さん4名・利用者さん12名、そしてちょうど大学から研修に来ているという大学生1名の計17名で植付け作業が行われました。
毎回テーマやデザインなどを決めて植付けを行うそうですが、複雑なデザインよりシンプルなデザインのほうがわかりやすいということで、今回は山の形をというイメージで、真ん中に背の高いペンタス、一番外側にはポーキュラカを。
作業はとても地道でほとんどが手作業で行われるのです。
土に穴をひとつずつあけていき、その中にポットに入っていた花を取り出し、土のついた根っこの部分を軽くほぐして穴の中に入れ土をかける。
2000株なので2000回この作業が行われるのです。
午前10時前から始まった作業ですが、終了したのは午後3時前。
この日も暑かったです。
職員の久保さん曰く、どんな天候であろうとこの作業はほとんど中止になることはないそうです。
植付けの担当になって6年。
中止になったのは、積雪と暴風警報位ですかねえと微笑んで話してくれましたが、裏ではこんなに手間暇かけて丁寧に作業をされていると初めて知りただただ驚くばかりです。
普段目にしている綺麗な花壇。
これからは少し見る目が変わりそうですね。