
9/13(日)午前11時。秋晴れの下、JR大阪駅5階「時空の広場」に楽器の生音が響き渡った。
行われたのは、天満音楽祭とJR西日本「大阪環状線改造プロジェクト」によるコラボイベント『発車“O”(オー)ライブ「えんにち」』。
今年3月、大阪環状線全19駅で発車メロディがスタートしたことは記憶に新しい。いずれもおなじみの曲を題材とした発車メロディだが、それらを生演奏する、というのがこのイベントの概要だ。

大阪スクールオブミュージック専門学校の生徒である「OSM KONNY‘S」がオープニングの中心を担う
ステージが設置されたのは、大阪駅、京橋駅、森ノ宮駅、玉造駅、天王寺駅、新今宮駅の6駅。
広場、ホーム内、ショッピングモールのエレベータホール、コンコースなど、各駅によって異なる場所で人々が足を止め、リズムを取り、各奏者に手拍子や盛大な拍手を送る。

天王寺ミオプラザ館1階北側EVホールには、ウクレレユニット「M.M.喫茶店」の柔らかい音色が
どのステージも活気に溢れていたが、中でも玉造駅はやや特殊だった。
駅から徒歩3分のところにある「ビエラ玉造」の屋上がステージとなっていたのだが、実はここ、普段は入場ができない。

今回のイベントのために開放されたこの屋上では、地元「大阪女学院高等学校」の軽音楽、吹奏楽グループがメインとなって演奏をしていた。天満音楽祭の主催者側からの出演依頼を、玉造駅にはお世話になっているのでと学校側が快諾し、この出演が実現したのだと言う。
イベント参加バンドの一つである「スキップ楽団」とともに、非常にフレッシュで楽しいステージを作り上げていた。

ロケーションの良いビエラ玉造の屋上で演奏する「大阪女学院高等学校」の吹奏楽グループ

ファミリー向けバンド「スキップ楽団」。子どもたちが喜ぶ遊び心たっぷりのステージを披露した
環状線の各駅で行われた音楽イベントは、JR大阪駅5階「時空の広場」での16時半からのフィナーレを最後に、大盛況のうちに幕を閉じた。
この『発車“O”(オー)ライブ「えんにち」』は、来月に開催される天満音楽祭のプレイベントにあたる。本日参加していたアーティストを含めた多くのバンドが参加する音楽の一日となる。気になる方はこちらもぜひチェックして訪れてほしい。
>>天満音楽祭の告知記事は こちら
開催日時 | 2015年 09月13日(日) 11:00-17:00 |
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参加費・入場料 | 無料 |
HP | http://www.ten-on.jp/ |
会場 | JR大阪駅「時空の広場」ほか、京橋駅、森ノ宮駅、玉造駅、天王寺駅、新今宮駅 |
アクセス | JR各線「大阪駅」直結 |
お問合せ | 第16回天満音楽祭プレイベントプロジェクト TEL:090-1135-1685(携帯:海家) E-mail:olive@ten-on.jp |