
独身の時は思う存分自分の好きなことに没頭する時間もあったのに、結婚して子どもが生まれるとどうしても子ども優先・中心の生活を送っている人たちは多いのではないだろうか。
そんな中、子どもがいても昔みたいに楽器を演奏したい、趣味でやってみたいと2008年5月に結成されたという育児サークルを兼ねたブラスバンド。
その名も「ひだまり」。
今では大所帯だが、立ち上げ当初は5人からスタートしており結成2年が過ぎた頃、練習を重ねるうちにいつか人前で演奏したい、人数が少なくても一度コンサートをやってみようかということで開くことになったファミリーコンサートは今年で6回目。
このコンサートは子どもが静かにしないといけないということはない。
時にはぐずったり泣いたりすることもある。
演奏者のほとんどが小さな子どもをもつ親だからこそそんなことをひっくるめて遠慮せずに親子で楽しんでもらえればという思いが伝わってきた。

多くの親子連れが演奏を聴きにやってきていました
演奏曲目は子どもが好きな曲を中心に休憩を挟んで全8曲の演奏が行われたのである。

前半には各楽器の紹介なども

サザエさんに扮した指揮者

妖怪ウォッチの曲が流れると踊る子どもたち
後半には打楽器を使って子どもたちも一緒に演奏するというものもあり、1時間半子どもたちが飽きないようにいろんな工夫がされていたのである。

最後は一丸となって
代表の和田さんは、子どもを通じてのママ友とは違い、共通の趣味を持った友人ができることや、輪が広がっていくことがサークルを立ち上げてよかったと思えることだそうだ。
そして最後に今後目指すものを聞いてみると今より大きなホールで演奏したり、市民バンドとして地域に根付いたバンドになればといっていたが、そんな未来は近いのかも知れない。
- 育児ブラスサークル・ひだまり
- HP:http://hidamaribrass.jugem.jp/?eid=10