
宝塚市に、捜索災害救助犬育成・派遣・訓練ボランティア団体
『阪神救助犬協会』があります。

阪神救助犬協会フルメンバー
↑ ↑ ソファーの色と混合してステファン号が見えるかな?
私も、一緒に活動をさせてもらっています。
皆さんは、「災害救助犬」をご存じですか?

大御所・ステファン号
警察犬や盲導犬は、日本でも世間によく認知されていますが、自然災害が多い国で
あるにもかかわらず、残念ながら災害救助犬の認知が、海外よりもはるかに低いのが
現状なんです。
協会代表は、「阪神淡路大震災では、スイスなどを含む海外から救助活動をする
ハンドラー(救助犬に指示を出す人)と救助犬たちが瓦礫の中で捜索するのを目にして
“捜索災害救助犬を育てていこう”と思われました。
現在は、3頭の救助犬を育てておられます。
初代のステファン号(雄)は、はじめは家庭のペットとして飼われていたワンちゃんでした。
訓練を重ねて国際レベルの捜索災害救助犬に認定される試験を受けて合格させされました。
2代目のミモザ号(雌)は、最初から「捜索災害救助犬として育てる」としてお家に
迎え入れられました。3代目のヌータウ号(雄)も同じように…。
※ヌータウは現在、特訓中!!!
日本で起きる災害を捜索しているのが海外のチーム、、、何故なのか?
理由のひとつは、捜索災害救助犬の数が少ないようです。
海外ではボランティアの方々、つまり一般の家庭で自分の犬を訓練されているんです。
犬種も様々だとか。
災害が発生した際に備えて地域に密着した、活動・活躍できる犬を育てる事が必要なのでは
ないか?と取り組んでおられます。
捜索災害救助犬は瓦礫に埋もれて苦しむ命を発見し(空気中に漂う浮遊臭を嗅ぎ取ります)
ハンドラーに知らせ(伝え)、ハンドラーがレスキュー隊に知らせて救出、、、。
瓦礫から尊い命を救い出し、適切なアドバイスと加療を施すことによりひとつの大事な命が
救うことができます。
行政・消防・警察などの公共団体や民間、地域のそれぞれの連携が、大規模災害の時には
一刻も早い被災者の救済、支援にあたらないといけないので、是非、活動を知って頂きたいと
思います。
全国各地から自らを向上させる為に、休みを活用して三木市の防災訓練所で訓練を
積んでおられます。阪神救助犬協会の代表&捜索災害救助犬も一緒に訓練をされています。

ミモザ号の活動の様子を見てね
来る1月15日(木)に、西宮市立段上西小学校(段上町)で授業(3時間目)の一環で
阪神救助犬協会代表の相良さん、捜索災害救助犬のミモザ号が西宮市消防署員の有志2名と
講習をします。(消防署員の方々は御自身の休みを活用して子供達の為に取り組まれます)
21年前の阪神淡路大震災発生時には、学校周辺でも倒壊した家屋が数多くありました。
私KONも、当日はMC(解説)として現場に伺います。
私自身、阪神淡路大震災経験者として、子ども達に、また学校の先生の中でも体験されて
いない若い先生もいらっしゃるので伝えていけれる事があれば…と思い手伝わせて頂きます。

ヌータウ号も服従訓練成果を披露
当日は、捜索災害救助犬の訓練の様子(服従⇒ドイツ語で指示をします)また
瓦礫をつくり捜索する様子を披露しますので、お近くの方はお越し頂けると活動の様子が
見て頂けると思います。
※授業の一環なので、来場される皆さまは子ども達への配慮をお願い致します。

訓練以外では甘えん坊の3頭

オチャメな仮装もするんですよぉ~
◇◇1月15日(木) 於:西宮市立段上西小学校(西宮市段上町2-8-24)