
豊中市のおとなり、伊丹市にある昆陽池(こやいけ)公園。幼稚園や小学校の遠足で行ったことがあるという方もいらっしゃるだろう。毎年この季節になると多くの渡り鳥がやって来て私たちを楽しませてくれる。奈良時代、農業用に行基僧が造ったというのはちょっとしたトリビアだ。
園内に入るとすぐ大きな池が見える。右に進むと渡り鳥に出合え、左に進むと昆虫館にたどりつく。今回は迷わず右へ!
最初に出合えるのは白鳥たち。仲間に威嚇され餌にありつけない白鳥たちはここで飼育されているそう。白鳥の世界も厳しい。
しばらく歩くとアヒル、カルガモ、マガモ、ユリカモメ…たくさんの鳥たちがお出迎えしてくれる。
一眼レフを手にシャッターをきる紳士、野鳥のガイドブックを手に観察を楽しむご夫婦、ベビーカーでおさんぽする親子、それぞれがゆったりと流れる時間を楽しんでいた。
鳥への餌やりは公には認められていないが、食事光景は見どころ。飼育員さんに訊ねたところ、「餌やりは毎日9時20分と15時ごろ。鳥たちが集まり、それはそれはにぎやかになります」。昆陽池公園に行くならこの時間帯をねらいたい。
2月4日は立春。暦の上ではもう春だが、厳しい寒さはまだまだ続く。冬を感じに、ぜひ昆陽池公園まで足をのばして。
- 昆陽池公園
- <こやいけこうえん>
- 伊丹市昆陽池3丁目
- HP:http://www.city.itami.lg.jp/SHISETSU/_8275/0003863.html
定休日 | なし |
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アクセス | 市バスJR伊丹・阪急伊丹両駅前4番のりばから松ヶ丘経由西野武庫川センター前行きで松ヶ丘下車、裁判所前経由西野武庫川センター前行きで昆陽池公園前下車すぐ |
駐車場 | 154台(9時~17時) |