
平成23年から登場した「救急医療情報キット」とは・・・。
ご自身の安心・安全を確保するため、かかりつけ医や持病などの医療情報、緊急連絡先などの情報を専用の容器に入れ、自宅の冷蔵庫に保管しておくことで、万一の緊急時に備えるものです。「もしも…」のときに、かけつけた救急隊員がキットの情報を確認することで、適切で迅速な処置が可能となり、ご家族への連絡もスムーズに行えます。参照:吹田市HP
吹田市でも翌年3月よりその制度がスタートし、主に65歳以上のひとり暮らしの高齢者に対し無料配布をし、現在では12,000人もの人にその「救急医療情報キット」が渡っているという。

記入見本をはじめ使用方法など書かれたものが絵付きで説明されてるのでわかりやすい
そして、吹田市では高齢者だけではなく、小さな子どもがいる人たちから「救急医療情報キットを配付して欲しい」との要望が多く寄せられた為、自分で作る救急医療情報キットのホームページを平成26年12月に作成し、子育て支援課のHPより自分で作る救急医療情報キット(高齢政策課ホームページへリンク)としてダウンロードできるページが貼られている。
北摂地域では吹田市以外にも、豊中市、池田市、高槻市、摂津市など多くの自治体が実施している。

マグネットは冷蔵庫の扉に貼っておけばこの中にキットがあるとわかります
まだまだしっかりしているから大丈夫ではなく、どんな人でも緊急時には慌てるものだ。
そんな時に「救急医療情報キット」を活用でき万一の時が防げたり、連絡を取る相手がわかるというシステムはどんどん浸透してほしいと思った制度でした。