第67回企画展 手塚治虫のヒロインたち ~可憐な少女から妖艶な美女まで~ 6月27日まで!


現在、宝塚市立手塚治虫記念館では、
第67回企画展 手塚治虫のヒロインたち~可憐な少女から妖艶な美女まで~が好評開催中!

手塚治虫さんが描かれたヒロインに会いに来てね

手塚治虫さんが描かれたヒロインに会いに来てね



手塚治虫さんは、どのくらいの作品を手掛けられたのか?皆さんは御存知ですか?

700タイトル以上の作品を描かれていたそうです。

そのなかに、皆さんがよくご存じの・・・アトム、ブラック・ジャック、レオなど
多くのヒーローを生み出しておられます。
それと同時に、多くの印象に残る〝ヒロイン〟も描いておられるんですよ。

1953年に少女クラブで『リボンの騎士』を連載して以降、
集中して少女マンガを描いていた時期もあったそうです。

手塚治虫さんの作品の多くは、少年誌・青年誌の作品という印象が強いので、
少女マンガをあまり知られていないうえに、ヒロインたちは代表的な作品で
描かれていてもサブキャラクターの位置づけになっているようです。

手塚治虫さんの描かれるヒロインたちには、時代、社会を反映して、その時々の読者の憧れを
象徴するようなキャラクター性もあります。

今回の企画展では、手塚治虫さんの作品に描かれる“ヒロイン”にあらためてスポットを
当てて、時代や流行、作家の女性観を紹介されています。

是非、手塚作品に登場するヒロインをお楽しみ頂きたいと思います!

※企画展は撮影禁止です※

◇ZONE1 手塚ヒロイン黎明期 ~異性ではないヒロインたち~
手塚治虫さんがデビューしたのは、子どもマンガの世界。当時の子どもマンガ読者は
小学生までで、登場人物も読者の年齢にあわせた設定に工夫する必要があったそうです。

「毒蛇(コブラ)姫」…名前だけ聞いたら!!!ですが、ここでは複製原稿が見れますよ。
この「毒蛇(コブラ)姫」は、デビュー前に描いた「幽霊男」という作品の中に
出てくるヒロインで、最初に描かれたヒロインだそうです。

◇ZONE2 手塚ヒロイン初期 ~初期少年マンガのヒロインたち~
手塚治虫さんは、少年の主人公に対して、ヒロイン的な存在の女性キャラクターを
登場させるように。

手塚さんは、ご自身のエッセイで《ぼくの作品の中の女性像には、ふたつのタイプがある。
ひとつは、男を打ち負かす強さと根性をもっているジャンヌ型女性。
そして、もう一面は、愛に生き、愛のために生涯を捧げる、しとやかで健気な女性》と
言われているようです。
また、お母様も手塚さんにとって女性の理想像のひとつになっているようです。

ディズニー映画や宝塚歌劇にみる女性像の影響や憧れがあらわれているようです。

◇ZONE3 手塚ヒロイン発展期 ~少女マンガのヒロインたち~
1953年1月号から1956年1月号まで少女雑誌「少女クラブ」に連載された
【リボンの騎士】は、日本のストーリー少女マンガ第一作です。
手塚治虫さんが自ら編み出した少年マンガのノウハウを、そのまま少女マンガに
あてはめて、自我にめざめ、自立心をもった戦うヒロインを創造されました。

◇ZONE4 手塚ヒロイン後期 ~1960年代以降のヒロインたち~
手塚治虫さんの作品の特徴のひとつに、少年マンガの世界においてもヒロインが
多数登場して、外見・内面双方において、それぞれの個性が描き分けられて
成長していくところにあります。
初期のヒロイン像に加えて、ヒーローと共に敵と戦うヒロイン、勝気で男性を
奮起させるヒロイン、男装のヒロインなど様々なキャラクターが登場!

全てのZONEを見終わったところで、手塚治虫さんから全女性へのメッセージを
貰った気分に浸りました。
是非、皆さんも直にご覧いただきたいと思います。

遠方からも来場されます

皆さん手塚さんを感じながら…



作品も多数ご覧いただけます

作品も多数ご覧いただけます



自分でアニメを作れるよ

自分でアニメを作れるよ



ココでは色塗りが出来ますよ

ココでは色塗りが出来ますよ



出来上がりは掲示できますよ!

出来上がりは掲示できますよ!



読書もノンビリできますよ

読書もノンビリできますよ



グッズもお忘れなく!!!

グッズもお忘れなく!!!



☆手塚治虫先生ファンのみなさま
情報UPが遅くなりました。この企画展は6月27日(月)まで!残りあと1週間!!
どうぞお見逃しなく!!!!!

手塚作品に触れにきてくださいね

手塚作品に触れにきてくださいね

開催日時 2016年 03月03日(木) ~ 2016年 06月27日(月)
9時30分~17時(入館は16時30分迄)
※水曜休館
参加費・入場料 大人700円 中高生300円 小学生100円
HP http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/
会場 宝塚市立手塚治虫記念館(宝塚市武庫川町7-65)
アクセス 阪急・JR「宝塚駅」より東南徒歩約8分
阪急「宝塚南口駅」より北へ徒歩約5分
お問合せ 0797-81-2970
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この記事を書いた人:

KON
宝塚で生まれ育ち、現在は箕面市在住。 この2市でしか生活をしていませんが、北摂・京阪神地区を 駆けまわっていますので、ひとつでも多くの情報をUPして いきます。 イベント&スポーツ情報にグルメの事なら、おまかせあれ!!!
http://news.archive.citylife-new.com/news/40841.html