「追大x日本酒プロジェクト」主催の田植えイベントを体験してきた【後編】


【前編】は こちら

田んぼへ到着早々、田植えを開始。
参加者は、受講生、留学生、指導にあたる教授、農家や酒類販売業を始めとした協力者の方々、参加募集に応募した地域の方々など。苗を細かくちぎって水田に撒いた後、全員、横一列に並んで中へ入る。

田植えに使われた酒米は、あの有名な「山田錦」

田植えに使われた酒米は、あの有名な「山田錦」



足を入れると、ぐにゃりという感覚とともに、ふくらはぎ辺りまで泥に沈む

足を入れると、ぐにゃりという感覚とともに、ふくらはぎ辺りまで泥に沈む



どろっとした田んぼの表面に、苗を数株ぐっと植え込む。終えたら一歩下がり、足が埋まっていた泥を平らにならし、目印の紐に従って一定の間隔を置いて次の苗を植える。
基本はこの繰り返しなのだが、単純なように見えて難しい。戸惑いながらも回数をこなしていくと、皆それぞれ少しずつ上手になっていった。

植えつけが浅いと、降雨の際に流されてしまうのだとか

植えつけが浅いと、降雨の際に流されてしまうのだとか



最近では田植え機で行われることが主で、全て手で植えつけることは珍しいそう

最近では田植え機で行われることが主で、全て手で植えつけることは珍しいそう



田植えは1時間半ほどかけて完了した。
暑い中、慣れない田植えだったが、参加した一般の方々は「田植えなんて普段できないこと。貴重な体験ができた」と楽しまれた様子。
近くの川で泥を洗い流し、全員で昼食。希望者には日本酒も振る舞われ、全員で記念写真を撮るなど、始終和やかな雰囲気でイベントは無事に終わりを迎えた。

仕上がると達成感が! 後になるにつれて苗の並びが綺麗になっている

仕上がると達成感が! 後になるにつれて苗の並びが綺麗になっている



学生たちは、後日このイベントについて話し合いを行い、今後予定している稲刈りイベントなどに向けてブラッシュアップしていくのだとか。
今後の活動にも、ぜひ期待したい。

参加した皆さんと記念写真。ありがとうございました!

参加した皆さんと記念写真。ありがとうございました!

追大x日本酒プロジェクト
<オイダイxニホンシュプロジェクト>
HP:https://www.facebook.com/oidaisake/
お問い合わせは
suito@otemon.ac.jp
追大x日本酒プロジェクト代表 水藤龍彦教授まで
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この記事を書いた人:

tomo
箕面出身、豊中在住のお酒好き。阪急宝塚線以外の電車に乗るとき、今でもそわそわしてしまう三兄弟(4歳、2歳、0歳)の母です。わかりやすい記事をお届けできるよう、心がけたいです!
http://news.archive.citylife-new.com/news/41057.html