
寒い朝、豊中市本町にある‘肉のマルトヨ 数磨‘さんの前で、その人たちに出会った。「いかがですか?美味しいお野菜ですよ」と張り上げての声。真摯に働く姿に胸が打たれた。ハニー・ビージョブは2013年より「障がい者の継続雇用」の実現を目指し、宅配業務「八木屋」を中心とした活動を行っている。仕事を実践しているところがこちらの特徴だ。
※就労移行支援とは就労準備から就職活動・職場定着(継続就労)までをサポートするシステム。就労継続支援「A型」は一般企業への就職が困難な障がい者が雇用契約を結び、最低賃金を保障する“雇用型”。「B型」は契約を結ばず、比較的自由に働ける“非雇用型”※
まずは配達までの流れとしてカタログの作成とその配布。ちなみに次の作業はこちらの通所者がすべて行っている。注文伺い→集金袋作成→お客様に集金袋の配布→現金の確認→配達の準備→商品配達。

これらのカタログを入れる作業をします
仕入先はおもに中桜塚「MELK」上新田「prosper22」西泉丘「Cherry berry flowers」服部豊町「お米の友まつもと」熊野町「ぎょうざ工房ひげ」近くのパン屋「YOSHIHIRO IKEDA 」さんなど。手作りで自然なものを良心的なお値段でわけてくれる。おもに配達先は豊中市内。配達日を月に一週間決めて行う。また定期的に豊中各所で販売も行う。続々と顧客も増やし、顔を覚えてくれるとモチベーションアップし別のことにも挑戦しようという気が起きる。

支援員さんたちも和気あいあい
通所者は主に20代~40代の方が多い。今のところは6人ほど。支援員の福村さんと中島さんにお話を伺った。
「大変なことは一人一人合わせていくこと。嬉しいのは通所者の方ができなかったことができるようになったこと。その瞬間の笑顔をそばでみれてとても嬉しいです」
時間はかかるが必ずできると断言するお二人。

紙粘土で作ったパン。
パン袋梱包のトレーニングに作られた見本
なんと利用者が製作したもの。本物そっくり
今後はビーズやクリスマスリースなども作成し販売していく予定。下記の商品は全て通所者の方たちが作ったもの。こちらのハニーたちに声援を!

色鮮やかなペーパービーズ

布付きボタンを可愛いマグネットにリューニューアル

チラシで作った鮮やかなカゴ

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