
「人形操り発祥の地」と言われる西宮市で、今年も「西宮人形劇まつり」が6月17日(土)と6月25日(日)の2日間にわたって開催される。
1日目は公民館など市内計9か所の「地域会場」にて、2日目は「中央会場(アクタ西宮東館)」にてプロの人形劇団とアマチュアの人形劇団が勢ぞろいし、様々な人形劇が上演される予定だ。
今年で24回目を迎える「西宮人形劇まつり」は、1994年に西宮くぐつ座が開催した「国際人形劇フェスティバル」が始まり。2009年からは西宮市も参画し、地域団体などの協力を得ながら毎年開催され、多くの市民が楽しみにしているイベントの1つとなっている。
イベント詳細については、コチラ。

えびす人形(6月17日(土)のオープニングセレモニーにてえびす舞の上演が予定されている)
室町時代、西宮神社の近辺には傀儡子(くぐつし)と呼ばれる多くの人形遣いが生活をしていた。彼らの操り人形が人形浄瑠璃へ、さらに文楽へと発展したことが、西宮市が「人形操り発祥の地」と言われる所以とのこと。西宮くぐつ座の池田さんは「室町時代からのこの歴史を大切にし、伝えていきたい」と話す。
2日間を通して個性豊かな様々な人形劇にふれることができる「西宮人形劇まつり」。毎年多くの人で賑わっているそうで、中央会場のプロ人形劇団による公演は、昨年は午前中でチケットが売り切れてしまったとのこと。気になる公演がある方は、早めに行くのがおすすめだ。
開催日時 | 2017年 06月17日(土) 6月17日(土) 14:00~15:30(オープニングセレモニー10:00~) 6月25日(日) 10:30~16:00(終演16:50) |
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定員 | 会場毎に定員あり(先着順)、大谷記念美術館のみ予約制(TEL:0798-35-3425) |
参加費・入場料 | 6月25日(日)の一部プロ公演を除き無料 |
HP | http://www.nishi.or.jp/contents/0004263100030008700512.html |
会場 | 6月17日(土):西宮神社・大谷記念美術館・地域の公民館等、6月25日(日):アクタ西宮 東館 |
お問合せ | 西宮人形劇グループ連絡会事務局/西宮くぐつ座 池田さん TEL:090-9164-7188 西宮市文化振興課 TEL:0798-35-3425 Email:vo_bunka@nishi.or.jp |