
8月26日(土)メリケンパークの空に150枚の連凧が高々と舞い上がった。
遊びに来ていた観光客や家族連れも続々と集まり、写真を撮ったり凧揚げに参加した。
この150枚の連凧づくりは、9月16日(土)から始まる「港都KOBE芸術祭」(港都KOBE芸術祭についての記事はこちら)PRのために、市民ボランティアや芸術祭事務局が一体となって進めてきたもの。

凧1枚1枚には神戸港開港の年から現在までの西暦”1868~2017”とその年を象徴する出来事や物事が描かれている
芸術祭のサイトにアクセスできるQRコードが描かれた大凧(縦2m×横1.5m)も作成し、凧揚げにチャレンジした。

この光景を芸術祭出展作家山村幸則さんが撮影。
出展作品<『旅するイカリ』港都KOBE芸術祭150景>の最初の1景となる。
そしてこれを皮切りに、芸術祭の会期中も神戸中を旅をしながら撮影を続け全150景を目指すという、完成までの過程も楽しめるアート作品となるのだ。
いよいよ絵葉書の余白に乗せられたイカリが登場!


凧揚げ前のプレゼンテーションで山村さんは「連凧づくりに色々な方の手が加わることによって作品は深みを増した」また『旅するイカリ』の制作に関しては、前日まで色塗りをしたり制作場所を借りたりと「助けてもらいながらの制作となったことに今は感謝でいっぱい」と話した。

作家山村幸則さん(中央)と作品作りに関わったガラス作家吉田延泰さん(左)、市民ボランティア「神戸アートクルー」北西淳さん(右)
芸術祭が始まれば、山村さんのこの作品は神戸ポートオアシス(地図こちら)に展示される。
この1景がどのように切り取られたか、実際に足を運び確かめたい。

- 港都KOBE芸術祭
- <こうとこうべげいじゅつさい>
- HP:http://www.kobe-artfes.jp/