
8月25日(土)に西宮市役所にて開催された、『体感型防災アトラクション』に参加しました。西宮市では初めての開催で、あっという間に定員に到達したというこの企画。親子連れなど約300人の西宮市民が参加するなか、我が家も家族3人で参加しました。

まずは、災害時の基本的な心得がレクチャーされます
『体感型防災アトラクション』とは、「災害が発生したという想定のもと、制限時間以内に、仲間と協力しながらミッションをクリアし、災害現場から脱出する」というもの。
ときおりジョークを交えながら、和やかにミッションの説明がされていくなか、突然「全員が簡単にクリアできるようなものではないです」という説明があり、参加者一同がざわめきます。避難訓練の延長くらいだと思って参加した我が家にも、緊張がはしります。
いざ、ミッション会場へと進むと、照明が落とされた中、大型スクリーンに災害発生のニュース報道が流れ、否応なしに緊迫感が高まります。我が家も必死にミッションに取り組み、何とか制限時間内に脱出に成功。
防災知識そのものを問うというよりは、頭を柔らかくして取り組むミッション。脳をフル回転させて取り組みました。

脱出成功!拍手で迎えられ、ホッとする瞬間です
アトラクション後には、「災害が起きると、普段当たり前のように使っているものが使えなくなる。このようなときに必要になるのは知恵や発想力」というレクチャーが。色々なものが不足するなか、何とか代用品を作り出すためには、柔らかい頭が必要だと実感。
今回の企画では、災害発生時や避難生活に役立つ知識を学べたことはもちろんですが、「いざ」というときに冷静に周りと協力して行動することの重要性を体感しました。家族の結束力も高まった、貴重な機会となりました。