富田砕花展 ~受け継がれる詞(うた)~ 11月25日まで  @芦屋市立美術博物館


詩人の富田砕花は岩手県盛岡市の生まれですが、大正2年に病気療養の為に
芦屋を訪れ、大正10年に定住したあとは、亡くなるまで芦屋ですごされました。


芦屋だけでなく、兵庫県内のいろんなところを訪ねて、長編詩「兵庫讃歌」を
はじめ、芦屋市内の小学校など50を超す校歌や市町村歌、社歌を作詞されたので
『兵庫県文化の父』とも呼ばれた方です。

今年は、富田砕花が「砕花」の筆名で短歌を発表してから110年、
芦屋を最初に訪れてから105年の記念年にあたり、今企画展が開催になりました。

いらっしゃい、よく来たね・・・とお招きいただいた気持ちになります。



貴重な資料をごらんください。当時の情景がうかぶようです。



ラジオ、めがね、ペーパーナイス、虫めがね、インク等使用していたものを展示。



ハハは芦屋市内の宮川小学校出身で、富田砕花が校歌を作った!と言っており
70数年前に覚えて歌っていた校歌を鑑賞しながら懐かしそうに歌っていました。


校歌を手掛けた学校がひとめでわかります。縁のある人もいるのでは?



今夏、100回大会を迎えた高校野球の行進曲の歌詞も手掛けられましたよ。 ↓ ↓



館内は、とても見やすく展示をされているので、ゆとりをもってご覧いただけます。


芦屋に居を構え、長年にわたり兵庫県内にゆかりのある詩をつむいでこられた
富田砕花の足跡に是非、ふれていただきたいと思います。


まだ間に合います!
11月25日(日)17時まで。入館は閉館30分前の16時30分迄!
お見逃しなく!!!

開催日時 2018年 09月22日(土) ~ 2018年 11月25日(日)
10:00~17:00 ※入館は16:30まで
参加費・入場料 観覧料 一般500円 大学生・高校生300円 中学生以下無料
HP http://ashiya-museum.jp
会場 芦屋市立美術博物館  芦屋市伊勢町12-25
アクセス 阪神「芦屋駅」より南東へ徒歩約15分
阪急バス「新浜町」行または「芦屋市総合公園前」行乗車「緑町(美術博物館前)」バス停下車
お問合せ 0797-38-5432
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この記事を書いた人:

KON
宝塚で生まれ育ち、現在は箕面市在住。 この2市でしか生活をしていませんが、北摂・京阪神地区を 駆けまわっていますので、ひとつでも多くの情報をUPして いきます。 イベント&スポーツ情報にグルメの事なら、おまかせあれ!!!
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