
貧困だけにスポットを当てるのではなく、いろんな人たちが気軽に利用できる居場所になればいいのではないかという思いから、吹田市千二地区で10月から始まった子ども食堂「ぼのぼ~の」。
イタリア語のbuono(ボーノ:おいしい!)が由来だそうだ。
地域の人たちや学生などのスタッフさん、支援物資提供してくれる団体や地域の農園などに支えられて運営されている。

ベテランお母さんたちによる手際のよい調理
食事の時間までは、自由に遊べるようにと遊べる部屋(和室)があり、そこで時間を過ごす。
献立も10月は初回ということで、人数に対応できるようにカレー、サラダ、ヨーグルトぶどうゼリー。
そして、11月は、3色どんぶり、みそ汁、スイートポテト。
農園から柿をいただいたということで、デザートにはプラス柿も添えられていた。

栄養満点の11月の献立
吹田市の後援を得ていることで、地域の公立の中学校・小学校・幼稚園・保育園と3000枚のチラシ配布することができたのが大きかったという。
1回目は60人以上、2回目はそれを上回る100人以上の申し込みがあり、中でも「チラシを見て、高学年の男の子から電話があってね、お友達を誘っていってもいいですかという電話を受けたのよ。」と、嬉しそうに話す代表の内藤さんの姿が印象的であった。

学童の子どもたちも学生ボランティアさんの引率で
食事も人数が多いため、2部に分かれ、1部は比較的小さい年齢の子どもたちからスタート。(※一番上の写真)
食後は、大学生のボランティアスタッフさんによるゲームタイムをみんなで楽しんだ。

ジェスチャーゲームで大盛り上がり
核家族が多くなり、たくさんの人たちと一緒に食事をする機会がめっきり減っている現代に、たくさんの人たちと食事をする楽しさや、そこで気づくマナーやルール、異年齢の子どもたちの関わりなど、子どもたちにとっても特別な居場所になりそうだ。

- ぼのぼ~の
- 吹田市千里山東2-19-23(千二地区公民館 大会議室)
- TEL:問い合わせ先:090-5663-7227(内藤)
営業時間 | 毎月第4金曜日 17:00~19:30 夕食は18:00頃から |
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アクセス | 阪急千里線「千里山駅」徒歩4分 |
対象者:一中校区の中学生までの児童と保護者(就学前の子どもは保護者同伴要)
費用:子どもは無料・大人(高校生以上)は300円
連絡先:kodomo301@yahoo.co.jp
費用:子どもは無料・大人(高校生以上)は300円
連絡先:kodomo301@yahoo.co.jp