
最近、神戸の街を歩くと環境に配慮した取り組みをよく目にする。
神戸市中心部で自由に貸し借りできる電動レンタサイクル「コベリン」もそのひとつだ。神戸市環境局は、4つの基本方針・人に、自然に、地球に、未来に貢献する『環境貢献都市KOBE』を目指して様々な事業を展開。また、未来の神戸を担う子ども達にも伝えようと各地でイベントも行われている。
今年の11月、メリケンパークで開催された「エコ&セーフティ神戸カーライフ・フェスタ」では、水素エネルギーを利用した燃料電池自動車などエコカー約50台が集結。燃料電池自動車の仕組みをミニカーに取り付け走らせる体験コーナーや、わかりやすく水素を学ぶクイズも実施。

子どもにも人気イベント
会場では、コーヒ豆かすや剪定枝など原料にした次世代型固形燃料「バイオコークス」の紹介ブースも。神戸市、民間企業、近畿大学が一体となり、神戸市内の廃棄物を再生可能エネルギーへ変換後、新たに利用できるように実証実験も開始されているそう。

展示紹介

近畿大学によるデモンストレーション

バイオコークス
12月には、神戸大学統合研究拠点コンベンションホールにて、水素エネルギーについてのシンポジウムが開催。同施設では、子ども達が学べる水素体験イベントも行われ、水が入ったコップに水素を作りLEDライトを点灯させる燃料電池実験など、身近に水素を体験できる内容だった。

Iwataniプレゼンツ 水素体験イベント

水素でロケット発射実験!
ほかにも、水素発電など様々な取り組みが行われている神戸市。これからどんな環境変化の流れになるのかじっくりと追いかけてみたい。
- 神戸市 環境局 環境政策部 環境貢献都市課
- <こうべし かんきょうきょく かんきょうせいさくぶ かんきょうこうけんとしか>
- TEL:078-322-5283
- HP:http://www.city.kobe.lg.jp/information/about/construction/1900/1905/index.html