それでも彼女は絵を描き続けた・・「ビッグ・アイズ」 高槻アレックスシネマで上映中


©Big Eyes SPV, LLC. All Rights Reserved.

「女は男に従うもの」「女のアーティストは有名になれない」という価値観が一般的だった、1960年代アメリカ。女性が生きにくい時代に、魂を燃やして絵を描き続けた1人の女性画家のストーリーが映画「ビッグ・アイズ」だ。

芸術というものは好き・嫌いは個人が自由に感じられるが、どれが優れているのかの順位付けは難しいと思う。それでも売れる・売れない、賞を取って有名になる・なれないという一つのものさしが世間にはある。そのものさしで芸術を評価する時、作者がどんな人で、どんな経歴で、どんな外見を持っているのかという作品の質とは別の条件が、知らず知らずのうちに影響しているのではないだろうか。この映画ではそんなことを考えさせられる。

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また、クリストフ・ヴァルツ演じる主人公の夫の人間性が、とても興味深い。 見ている時は気づかなかったが「ジャンゴ」で賞金稼ぎシュルツ役だったと後で分かり、全く別人としか思えなくてびっくり(あの時おじいさんやったやん)。

上映の1時間46分があっという間にするっと過ぎて、困難に打ち勝つ元気が湧いてくるような映画だった。最近、なんだかやる気が出ないなという方におすすめ。

高槻アレックスシネマでは、ポイントカード会員になると鑑賞料がお得になる会員デーがあるほか、会報を送付してもらえる。会報にはプレゼントがあたるクイズや大喜利企画もあり。ポイントカードを作って、「ビッグ・アイズ」を見よう!

「ビッグ・アイズ」公式サイトはこちら

高槻アレックスシネマ
<タカツキ アレックスシネマ>
大阪府高槻市芥川町1-2 アル・プラザ高槻5F
TEL:072-684-8088
HP:http://alex-cinemas.com/takatsuki/index.html
アクセス JR高槻駅より直結
駐車場 提携先:高槻市立 高槻駅北地下駐車場 アレックスシネマにて当日2,000円以上ご利用の場合、2時間無料
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この記事を書いた人:

しず子
北摂に引っ越して早6年目、2児の母。最近は、子どもを連れて遊びに行ける(自分が楽しむ)イベントを探し求めています。映画とラジオが大好物。
http://news.archive.citylife-new.com/play/18264.html