コーヒーについて楽しく学べる、UCC六甲アイランド工場の工場見学!~その2~


先日お伺いしたUCC六甲アイランド工場の工場見学体験記。
~その1~に引き続き、今度は「単品焙煎ラボ」でコーヒーの飲み比べを体験します!

部屋に入るとテーブルにいろいろセッティングされていました。
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まず「単品焙煎」について教えていただきます。
DSC_00341 「単品焙煎」とは、産地・銘柄ごとに分けられた生豆を焙煎すること。そうすることで産地
や銘柄ごとに持っている豆の特徴を最大限引き出すことができるんです。違う産地・銘柄の
生豆をブレンドしてから焙煎してしまうと、豆の大きさや水分量の違いからムラができて
しまうのです。

いよいよ飲み比べです!同じ種類の豆を中炒り・中深炒り・深炒りに焙煎したものをそれぞれ
テイスティング。こうやって飲み比べると、炒り具合でこんなに味や風味が変わるのが不思議です。
DSC_0037 自らコーヒーをブレンドして味を比べてみたり、今までやったことのない貴重な体験が
できました!

続いては焙煎室をガラス越しで見学。
新しく導入された「アロマスター」という巨大な焙煎機は独自で開発したというから驚き!
近未来的なデザインでまるでロボットのよう。1回につき500kgの豆を約10分で焙煎する
ことができ、炒りたてのコーヒーに-2℃の冷風を吹きかけて、香りを豆に綴じ込めると
いう「アロマフリージング製法」を用いています。

最後は包装ラインをガラス越しで見学。
ここではグラインド(粉砕)から包装までの工程を完全密閉することによって、香りを閉じ
込めたまま製造することができる「スーパーアロマ製法」の他に、焙煎後の炒り豆から発生
する炭酸ガスを袋の外に放出し、外気の侵入を防止する特殊バルブ「フレッシュバルブ」
を採用した製品等が製造されています。鮮度や香りを保つための技術をいくつも使って
製品の品質を保ち続けているのですね。

そしてそして、最後はお待ちかねのコーヒーの試飲です!!
写真 2015-05-28 11 13 10 豆を仕入れる工程から学び、このコーヒーになるまでのたくさんの工程を見てきたため
感慨深くなりながらいただきました。ブラックでもとても飲みやすく、とにかく香りが
すばらしかったです。淹れたてのコーヒーの美味しさに感動しました。

試飲会場である「スマイルカフェ」ではここでしか買うことのできないグッズやコーヒー
を販売しています。一杯抽出用のドリップコーヒーは1つからでも購入可能なのが嬉しい!
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最後にお土産をもらい、解散となりました。

今回初めてUCC六甲アイランド工場の工場見学にお邪魔したのですが、コンシェルジュの
方のお話がすごくわかりやすく、丁寧に説明をして下さいました。

そして何より驚いたのが、実際現場で働いている方がピンマイクをつけてガラスの向こう
にいる私たちに説明して下さったことです。クラシフィカドールの方はガラス越しでは
ありましたが大変距離が近かったですし、焙煎室では距離が遠いため、小型カメラや設置
してあるカメラで説明して下さったり。現場の生の声を聞けるというのは大変貴重で、
試みとしてもとてもおもしろかったです。

工場見学は週2回で1日2回の実施していますが、夏休みは小中学生向けにわかりやすく
ご案内する『親子見学デー』を実施しておりますので、お子様とおでかけしてみてはいかが
でしょうか。

詳しくは下記HPをご覧下さい!駅からの道順もわかりやすく掲載されています。

UCC六甲アイランド工場 工場見学
<ユーシーシーロッコウアイランドコウジョウ コウジョウケンガク>
神戸市東灘区向洋町西2-4
TEL:0120-156-587
HP:http://www.ucc.co.jp/factory/rif/
営業時間 毎週火曜・木曜/第1回目10:00~、第2回目13:00~
アクセス JR「住吉駅」で六甲ライナー乗換「アイランド北口」駅下車 徒歩15分
阪神「魚崎駅」で六甲ライナー乗換「アイランド北口」駅下車 徒歩15分
駐車場

見学の所要時間は約70分となっております。お問い合わせ、団体でのご予約、車椅子でのご来場、予約のキャンセルは上記フリーダイヤルにお問い合わせ下さい。


この記事を書いた人:

soleil
豊中生まれ豊中育ち、現在は箕面在住。最近カメラを買い替えて、再び写真ブームが到来!そのカメラで撮影した、北摂の美しい風景やスポットなどを「CityLifeNEWS」でご紹介できればと思います。
http://news.archive.citylife-new.com/play/22916.html