
阪急御影駅から東へ5分ほど歩くと、閑静な住宅街に緑の木立ちが広がり神聖なムードが漂う。清々しい空気を深呼吸したくなるパワースポットだ。
境内の北側に「となりのトトロ」 に出てきそうな鎮守の森を随した弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)
近年はフィギュアスケート選手羽生結弦選手のファンの方が ‘ゆづる’ という名前にあやかり多数参拝することで有名になった。神社の中には羽生選手の活躍を祈願するたくさんの絵馬が、他の絵馬とともに奉納されている。
弓弦羽神社のシンボルはサッカー日本代表のユニフォームのエンブレムに使用されている八咫烏(やたがらす)神社の御手水にも八咫烏が祀られている
境内左奥にはサッカーボールの石碑もあり、神戸の女子サッカーチームINAC神戸の選手たちも必勝祈願に訪れたそうだ。
弓弦羽神社の脇の小道を抜けると、長い石塀にそって石畳の道が南に続く。石塀の内は広い敷地に囲まれた香雪美術館、美樹館の庭の木々と神社の森の間にある小道には独特な雰囲気があり、しばし時間を忘れてしまいそうな空間である。
香雪美術館では、館所蔵美術品の企画展なども催され、時季によって庭園の公開もされている。現在は夏季休館中だが、8月22日(土)より『筑前・黒田家が伝えた名宝~福岡市美術館のコレクションより』が開催される。