
阪急御影駅そば、閑静な住宅街にある弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)に鎮座する「御影石のサッカーボール」。日本サッカー協会のシンボル八咫烏(やたがらす)が配されたボールは中心にステンレスの軸が入っており、だれでもクルクルと回すことができる。
弓弦羽神社は849年に神祠を造営し熊野大神を祀った。熊野神社のシンボルは日本神話のなかで、神武天皇を熊野国から大和国への道案内をしたとされる三本足の八咫烏。サッカー日本代表の象徴としても知られる八咫烏は弓弦羽神社でもさまざまな願いを神様へ届ける使者とされる。神社がある御影は、日本で初めてサッカーチーム(御影師範学校)ができたサッカー発祥の地であること、御影石で有名な土地柄でもあることから境内に設置された。女子サッカークラブ INACレオネッサが毎年シーズンイン前に必勝祈願を行う。石碑の回りにも「サッカーが上手になりますように」「○○大会で優勝できますように」と書かれた絵馬が奉納されていた。
自らの名前に似ているということでフィギアスケート羽生結弦選手が参拝に訪れたことから、ファンの聖地としても知られる。この日も大勢のゆづファンの方々が。サッカーボールの石碑があるという話をすると「もうすぐワールドカップですね。ゆづ君が金メダルだったからサッカーもきっと」と日本代表の活躍を予言?してくれた。サムライブルーの躍動を願って私も念入りに手を合わせた。
- 御影石のサッカーボール
- <みかげいしのさっかーぼーる>
- 神戸市東灘区御影郡家2-9-27
- HP:https://yuzuruha-jinja.jp/
アクセス | 阪急神戸線「御影」駅南口より徒歩5分 |
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