
10月30日から開催された男子プロゴルフツアーも11月2日が4日目・最終日。
朝からどんよりした曇り空ですが、開催地のABCゴルフ倶楽部はアツイ戦いが
繰り広げられました。
″マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント″が関西で開催される最後の大会。
私は、いつも「あぁ~これで1年が終わるのか…」と大晦日を待たずして?!1年を
締めくくります。
今年度のツアーは国内23試合開催されますが、この大会を含めて残り6試合となり
日本ゴルフツアー機構のメディア推進部・小山部長に、少し早いですが、この1年を
振り返っていただきました。

男子ゴルフ界を盛り上げます!
『若手のプロが育ってきています。オリンピックにゴルフの種目が入り、若い人たちの
裾野を広げていこうと思います。
ギャラリー(観客)数は前年並みで、各開催地の地元との連携で、地域に密着した
お祭り的要素も取り入れて皆さんに1日楽しんで貰えるような大会に取り組んで
います。』と、にこやかにお話して頂きました。
私は、1選手が年間で複数回優勝するのも好きですが各大会毎にチャンピオンが変わり
多くのHEROが出てくると楽しいなぁ~と思っているのですが、小山部長は…
『絶対的なスター選手、現役で活躍中の青木功プロ、尾崎将司プロのようなプロが
出てきてほしい…と思います。
2015年度からシード権・出場資格が60位となり、よりシビアな世界になるので
今後も、どうぞお楽しみ頂きたいと思います。』12月開催の″ゴルフ日本シリーズ
JTカップ″迄残6試合ですが、今迄のところ調子よく成功しているので、いい形で
1年を終えたいとお話して頂きました。
関西出身、関西在住のプロが多く居らっしゃるのは、皆さんご存知ですか?
そんな中のお一人、熊谷則宏プロを紹介したいと思います。
3年前に、宝塚で仕事をしていた時に、地元のプロとしてお話を伺って以来、
ツアー会場でお会いした際には、いつも丁寧なご挨拶を頂くのですが、今回は
開催者推薦で弟子の研究生・木口さんとの師弟コンビで出場されました。

ABCゴルフ倶楽部所属の師弟コンビ
ホールアウト後、直ぐに練習場へむかわれ反省要素を出し練習に反映。
熊谷プロは大阪市内で指導もされているのですが、その中の一人がキャディをつとめた
木口さん。お互いに勉強!と言いながら、ゴルフがオリンピック競技になり
「ようやくスポーツとして認められた感じ。ゴルファーとしては勿論ですが
指導者としても若手の育成につとめて、その中から厳しいけれどプロの世界に
入るようにレールを敷いてあげたい」と優しい指導者としての言葉を頂きました。
熊谷&木口師弟コンビは、ギャラリーの皆さんの声援が聞こえる各方向に深々と
お礼をして応えられていました。
※取材は1日目終了後の模様で、残念ながらカットアウトとなりましたが
決勝ラウンド2日間、木口さんは所属コースなので大会運営者としてテキパキと
動いておられました。