アートと地域のええ関係って?別府の現場に聴く!そして語りあう!@箕面


『アートと地域のええ関係って?別府の現場に聴く!そして語りあう!』
主催:北芝アートチーム

ゲスト:山出淳也(NPO法人 BEPPU PROJECT 代表理事/アーティスト)

【第一部】
ゲストトーク:別府で活動を始めた動機、立ち上げ時期、混浴温泉世界の開催、現在そしてこれからの展望など。

【第二部】
ゲストを交え、参加者みんなで意見交換:第一部で聴けなかったゲストへの質問や感想など。また、箕面市萱野地域でのアート活動や、参加者それぞれの活動についても意見を交え、第一部の話をヒントにそれぞれの現場について考えます。

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以下、主催者の呼びかけ文です。

なんで地域に“アート”なのか・・別府で観てきたこと。

たとえば地域一帯を会場にアーティストたちが作品展やワークショップなどを展開するアートフェスなんかは、いまや国内でも多数に開催され、私自身もいくつかの会場(地域)へと訪れたことがあります。そのなかでも昨年の2012年、大分県別府市で開催された「混浴温泉世界」に訪れたときは、なにか他の地域と違う空気感を感じました。ばくぜんとした表現ですが、アートと地域との間に”対話”が感じられ、関係性を紡ぎながら地域の風土に文化を積み重ねているように思えたのです。

別府は世界屈指の温泉地とはいえ、観光地としては衰退の一途をたどっており、アートフェス開催地としては決して恵まれた環境だったとは言えません。かといって、寂れた温泉宿やシャッター通りを蘇生させる…といったありがちな地域活性化事業のように、意気込みばかりが目につく感じもありません。別府の人たちはアートをありがたがっているわけではないけど、さほど困惑している風でもない。おもしろがっている雰囲気はあるけど理解しているというほどでもない。その様子がかえって、地域の自然な変化として、少しずつ根付こうとしているように見られたのです。

ふだんまちづくりに携わる身としては、これはやはりアートの仕掛け役が、つね日頃からていねいに地域との関係づくりをおこなっているのであろうと推測するのですが、それにしても長い年月を経て培われた地域の歴史や風土に、次の文化をもたらそうと行動を興し、着実に積み重ねている源は何なのでしょうか?「これは…アートが地域の新しい文化として根づきつつあるのでは??」と感銘を受けた私は、ぜひその思いや活動の節々を聴いてみたいと思いたったわけです。

そんな思いつきが高じ、BEPPU PROJECTの代表であり「混浴温泉世界」総合プロデューサーの山出淳也さんに来ていただけることになりました。話を聴きたいだけならひとりで別府に行ったほうがきっと簡単ですが、やはり自分の現場で、現場の人たちとともに語りあい、次の行動につながる場にしたいと思い、今回の企画に至りました。まったく個人の思いつきで、はたしてどれだけの人が集まってくれるのか分りませんが、自分なりにせいいっぱいの学びの場にして、われらが現場につぎの行動をつくる原動力にしたいと思います。みなさまの参加をお待ちしています!

開催日時 2013年 12月20日(金)
19:00〜
参加費・入場料 無料(カンパ歓迎)
HP https://www.facebook.com/kitashibart
会場 らいとぴあ21 ≫会場Webサイト
アクセス 阪急電車「箕面駅」または北大阪急行「千里中央駅」下車してから、阪急バスにお乗り換えください。 阪急バス「萱野三平前」下車、北へ徒歩3分。/「萱野中央」下車、西へ徒歩10分。/「萱野小学校前」下車、西へ徒歩10分。
お問合せ 090-7350-7388(サタニ)
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この記事を書いた人:

ハルキ
結婚後、千里ニュータウンに越してきました。 主にまちづくりやアートなどを通じて北摂の魅力を伝えていければと思います。 よろしくお願いします♪
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