
5月27日@ノエビアスタジアム(兵庫区)で、ナビスコカップB組予選・ヴィッセル神戸VS清水エスパルス戦を観戦した。
試合前はゴールを決めるとお菓子がもらえるキックターゲットに多くの子供たちが挑戦。試合前の腹ごしらえは「スタ飯ストリート」でばっちり!こちらも盛況だ。
予選敗退が決まっている清水はメンバーを若手に切り替えた。一方、この日勝てば決勝ラウンド進出に大きく前進する神戸は、ほぼベストメンバーで試合に臨んだ。当然、モチベーションの高い神戸有利と思われたが、前半は両チームともミスが目立ち決定機もあまりないまま0-0で終了。

守備に追われる神戸
後半4分、相手DFのクリアミスに反応した森岡からのパスを、ゴール前に走りこんだフェフージンが冷静に流し込んで先制!しかし、24分、32分と立て続けに失点。清水の若手選手の激しいプレスと勢いに翻弄された神戸は逆転負けを喫した。

この敗戦は痛い。神戸は相手DFの裏へ飛び出す攻撃を再三見せたが、ことごとくオフサイドの判定に。その数15回。パスの出し手と受け手のタイミングのズレは最後まで埋まらず、ピッチ内での選手間の意思疎通不足は否めない。ポゼッションを高めじっくり攻めるパターンに修正することも必要だったのではないか。
ネルシーニョ監督は試合後「この会見に出るのが恥ずかしい」と語ったという。スタジアムにはファン、サポーターの大ブーイングが響いた。幸い、Bグループ2位のまま、予選最終戦を迎える。(6月3日名古屋グランパス戦@瑞穂)次戦の勝利が予選通過の絶対条件だ。さらに、3日後にはリーグ戦、ベガルタ仙台戦@ノエスタが迫っている。
下を向いているひまはない! 奮起せよ!ヴィッセル神戸!