
いつも企画展が変わるごとに、ワクワク&ドキドキさせて貰える
神戸市灘区にある『横尾忠則現代美術館』
今回の企画展も楽しいので、是非、皆さんにもお楽しみ頂きたいと思います!
まずタイトルを見て !!!!! …と思った方もいらっしゃるのでは?
“キッタ ハッタ の 大立ち回り”、、、と聞くと、何?時代劇?チャンバラ?
…なんてイメージされる方もいるかな?!
横尾ワールド(敢えてこう表現させて頂きます)では、作品の中に
「切る」「貼る」そして大立ち回り、、、は横尾さんが制作される際の
気持ちや行動かと、、、思うのですが、とにかくスケールが大きい作品が
いっぱい詰まっていて楽しいです。

迫りくるものがアリます!
プレス用に配布して頂いている、今回の企画展の要項を参考にしながら館内をウロウロ。
《横尾忠則の作品では、イメージを本来の場所から引き剥がし(カット)、
新たな文脈へと投げ込む(ペースト)、いわゆる「コラージュ」的な手法が多用さえている》
、、、資料を見乍らフムフムと作品を見て、この文言の通りだ!!!と納得&感激しながら
次の作品へと歩を進めて行きました。

幅広い年齢層のファンが鑑賞
作品は、’80年代から’90年代、そして近年(2012年)の作品と、長(永)年※に
わたり活躍され、制作されている横尾さんだからこそ、一挙に大作を拝することが
出来るんだなと思いました。 ※あえて両表記させていただきます

アツイ眼差し?!
とにかく「見て!」です。
そして「作品に触れて感じとって!!」です。
※注意:触れて、、、というのは展示されている作品を直に触る事ではありません。
気持ちを作品に添わして、、、と解釈して下さいね。

ド迫力満点!!!!!
館内は、とても見やすく、ものすごく近くに接近してみる事が可能なので
迫力満点!時代をさかのぼって横尾さんが、その当時、どのような思いで活動
されていたのか?というのを、チカラ強くメッセージがこもっている作品から
感じとって頂きたいと思います。
鑑賞に来られていた方に話を伺うと(27歳の男性・会社員)「自分は大学生の時に
横尾忠則さんの作品を初めて見て、それ以来、横尾さんの展覧会などにはよく行きます。
会社が休みの時に、ここへ来るのも明日から自分のパワーの源になるなって思って
企画展がかわるたびに来ています」と。

作品の上に赤い靴が!!!
↑ ↑ このような見せ方をして下さるのも横尾ワールドならでは!!と私は思いました。
実は、粋な…そしてファンとしては、とても有難い御計らいがあるんです。
それは、ふつう美術館内では撮影禁止!!!!!という所が殆どですが、
今回も一部撮影OKのエリアがあるんです。
前回の「大涅槃展」の際も、一部のエリアで撮影可能でしたが、今回はそのエリアも
拡大されて楽しめます。
撮影可能のマークがあるので、どうぞお楽しみくださいね。
※皆さん、ご存じない方が多く、取材中にもジッと見ながらその場を離れない方が
いらっしゃったのですが撮影されないのかな?と思って話しかけると「えっ!撮影イイの
ですか?」と言われ、このエリアは大丈夫ですよ!と撮影可能マークを伝えると
嬉しそうにスマホ撮影されていました。
撮影の際は、他の方の迷惑にならないようお気をつけくださいませ。

幻想的な横尾ワールドへ!ようこそ!!

仕掛けアリ!実際に見てね!!

この大作にビビビッ!ときます
↑ ↑ 3階は【テクナメーション】とう電気を使った作品のフロア。
静かな空間ですが、横尾さんが1993~’94年の2年間かけて作られた作品が
皆さんのハートにビビビッとアツイものを感じさせてくれることろです。
また2012年にN.Y.のギャラリーで開催された個展に出ていた作品が
日本初公開となっているのも多数ご覧いただけます。
そうだ!KON的意見なのですが、、、作品もじっくり見て貰いたいのですが
併せて「作品名」にも注目して頂きたいと思います。
たとえば“地球のこと”“ミケランジェロと北斎の因果関係”、、、はフツーな感じですが
“舗道をされて、さあ出発だ!”“水晶の神経があなたに大きなショックを与えるだろう”
“夢とはかくも人を惑わし魅了するものなり”“人生は偶然の巡り合わせで満たされている”
“死ぬのは今、未だかつてないほどに”、、、と作品名と作品を結びつけ見て頂くと
横尾ワールドに浸って貰えると思います。

何回見てもグッときました
~最後にKONの耳寄り情報~
➀私はコープ会員なので、この会員証を提示して割引価格で入館しています。
コープ会員の方、カード呈示をお忘れなく!嬉しいサービスのひとつですよ。

割引は嬉しいぃ~♪
➁トイレが充実しています。

入口はスライド式

車椅子も広々と使えオムツ洗浄可能

個室の中で手の洗浄可能!

個室用もドアはスライド式
※個室のスライド式ドアのトイレは車椅子やベビーカー使用者優先でどうぞ。
このようなトイレの充実した施設は初めて見ました。有難いです。
➂グッズショップでの「神対応」

どれにしようかな?

高価なグッズも!!!
神戸という土地柄、また横尾さんが海外での活躍もあり、来館者には外国の方も
多くおみえになります。
グラフィックデザイナーの仕事をされている外国の方が出張で日本に来られて
仕事の後、足を伸ばしてココへ来られて横尾さんの作品をご覧になる方も多いので
外国の言葉を喋れる方を常駐されています。
※注意:スタッフの皆さんにも休館日以外にオフがありますのでご了承下さい。
お土産に自宅(海外へ)に送る際にも細心の注意をはらい、中には東京の横尾さんの
事務所から発送するものもある(横尾さんのサイン入りグッズ)ので事務所と
お客さまの架け橋にもなっておられます。ファンにとっては有難く嬉しいですね。
➃私は横尾さんFANなので、よく「横尾忠則日記」(HP)を読んでいますが、
その中で、今年11月にはN.Y.で個展開催、そして3年後の2018年には
ボストン美術館で個展開催が決定されたようです。
「芸術は考えるより考えないことの凄さである」「名作傑作はブチ壊された結果である」
…という名言を記されています。
人様の年齢は男女とも言うと失礼にあたるのかもしれませんが、敢えてファンだから
言わせて頂きたいのです。
1936年6月27日うまれの横尾忠則さん。間もなく79歳になられます。
少し早いですが♪お誕生日おめでとうございます!いつまでもお元気で活躍していただき
私たちファンを楽しませて頂きたいと思います!
☆横尾忠則さんのHP http://www.tadanoriyokoo.com/

7月20日まで!お楽しみに!
開催日時 | 2015年 04月18日(土) ~ 2015年 07月20日(月) 10:00~18:00(金・土曜日~20:00) 入場は閉館の30分前まで 休館日:月曜日 ※7月20日(月・祝)は開館 |
---|---|
参加費・入場料 | 一般700円 大学生550円 高校生・65歳以上350円 ◎中学生以下無料 ※割引を利用される方は証明できるものをご持参下さい |
HP | http://www.ytmoca.jp |
会場 | 横尾忠則現代美術館(神戸:灘区原田通3) |
アクセス | 阪急「王子公園駅」西口より西へ徒歩約6分 JR「灘駅」北口より北へ徒歩約10分 阪神「岩屋駅」(兵庫県立美術館前)より北へ徒歩約12分 神戸市営バス(90・92系統)「王子動物園前」下車徒歩約3分 |
お問合せ | 総合案内:078-855-5607 |