9月13日、大阪心斎橋にある文学バー「リズール」にて開催された、小説家の羽田圭介先生の朗読イベントにいってきました。
このイベントは「クリエイターズ・ネスト」という、作家を招いて定期的に行われる企画です。


バーカウンターに登場した羽田先生は参加者の多さに驚き恐縮されながら、芥川賞受賞作「スクラップ・アンド・ビルド」を朗読されました。
作家の生の声に参加者は熱心に耳を傾けていましたが、作中のセリフのユニークな読み方に、ドッと笑いが沸き起こる場面もありました。

私も「スクラップ・アンド・ビルド」を読んでいましたが、頭で読んだ音と、先生の読む音との違いが新鮮でとても面白かったです。

朗読後は羽田先生の作品にまつわるエピソードや見どころ、参加者の質問コーナーやプレゼントをかけたジャンケン大会で盛り上がりました。


イベント終了後は店内にある膨大な数の本の中から、羽田先生の「メタモルフォシス」を読みながらお茶。
全部読みたくなり、後日購入しました。
作家の生の声を聞き、文学好きの常連さんの話を聞き、本の魅力にどっぷり浸かった1日でした。