
ワークショップ2日目。顔や舌の体操、棒で意思を伝えるゲームから始まり、いよいよ「朗読」再開…のはずが、なんと実際に動きながらセリフを読むことに!
「どのセリフの時に立ったり座りたいか。相手から離れたり近づきたいかを試しましょう」と、まるで稽古のよう!
1日目と同様、参加者の個性も踏まえ「もっと驚いてみて」などの先生の指示で、面白く具体的な場面になっていきます。
私は2人の喧嘩の場面に挑戦。最初は不安でも、相手の感情が伝わると「ここは離れたいかも?」と思えるところが出てきます。
「(喧嘩中だけど)もっと明るく言えるセリフもある。そしたら相手も変わるかも」という指示。
私が相手から影響を受けたように、私の言葉や動きで相手も変わるんだとハッとしました。
「舞台芸術の良さは、たとえ一人芝居でも観客という“相手”がいるところ」
「相手や自分の心が動くのが分かると嬉しいんですよね」
という先生の言葉に、参加者の皆さんも共感しているようでした。

台本のメモ。実際は思ったより動けず難しい分、変化があった喜びはひとしお。
相手役の方の「本当に役の気持ちになれたみたい」の言葉が嬉しかったです。
もう試せないけれど、台本を読み返し公演の楽しみ方を広げたいと思いました。
★使用したテキストの公演★
文学座公演「大空の虹を見ると私の心は躍る」
10月17日(土)14:00開演
- 八尾市文化会館プリズムホール
- <ヤオシブンカカイカンプリズムホール>
- 大阪府八尾市光町2-40
- TEL:072-924-5111
- HP:http://prismhall.jp/
開館時間 | 午前9時から午後10時まで |
---|---|
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
アクセス | 近鉄「八尾」駅より徒歩5分 |