『近代建築 ものづくりの挑戦』展 @竹中大工道具館


     <三井本館解体工事現場。技術者と職人が記念撮影(大正15年、三井文庫蔵)>

10月31日(土)~12月27日(日)まで、竹中大工道具館1階ホールにて
『近代建築 ものづくりの挑戦 』展が開催される。
 

明治、大正、昭和。日本が大きく変わった時代。建築も西洋からもたらされる新しい技術でつくることが求められました。職人や技術者たちはそれに果敢に挑戦し、短期間のうちに習得して、近代化を成功させます。その過程でどのような技術革新があり、それがどのように建築を変えていったのでしょうか。本展では建設会社や大学等に残された貴重な資料を通して、その歩みを振り返ります。

参照:公益財団法人 竹中大工道具館



【第1章】 建築の文明開化 ー 棟梁とお雇い外国人の活躍

為替バンク三井組柱頭  明治7年(1874) 清水建設蔵

為替バンク三井組柱頭
 明治7年(1874) 清水建設蔵




【第2章】 歴史主義との格闘 ー 建築家と請負業の登場

清水組彩色図 明治38年(1905)~大正12年(1923)、清水建設蔵

清水組彩色図
明治38年(1905)~大正12年(1923)、清水建設蔵




【第3章】 鉄とコンクリート ー 技術革新が建築を変える

枢密院配筋模型  大正10年(1921)、京都大学蔵  設計:臨時議院建築局 矢橋賢吉 縮尺:1/20

枢密院配筋模型
 大正10年(1921)、京都大学蔵 
設計:臨時議院建築局 矢橋賢吉 縮尺:1/20



【シアターコーナー】 - 映像で振り返る近代建築 
 東京の明治生命館(1934)、大阪の大阪瓦斯ビルディング(1933)の工事を記録した貴重なモノクロ映像を、会場内のシアターコーナーで解説付きで上映

 
【その他関連イベント】
「技と心」講演会 「ものづくりの近代建築史」
 セミナー    「建設会社設計部がきずいた世界」
 見学会     「神戸塩屋の近代建築を巡る」

※イベントの内容・最新情報、およびセミナー、見学会の申し込み方法の詳細は『近代建築 ものづくりの挑戦』展公式サイト参照

開催日時 2015年 10月31日(土) ~ 2015年 12月27日(日)
9時30分~16時30分 (入館は16時まで)
*各イベント・セミナー・見学会の日時はホームページにてご確認ください。
定員 「技と心」講演会『ものづくりの近代建築史』:当日先着200名 「技と心」セミナー『建設会社設計部がきずいた世界』:100名 見学会『神戸塩屋の近代建築を巡る』:30名
参加費・入場料 無料(入館料は別途必要)
* 見学会「神戸塩屋の近代建築を巡る」は要参加費(¥1500)
HP http://www.dougukan.jp/modern/
会場 『近代建築 ものづくりの挑戦』 竹中大工道具館 * 各イベント・セミナー・見学会は会場が異なるのホームページでご確認ください。 ≫会場Webサイト
お問合せ 竹中大工道具館
竹中大工道具館
<たけなかだいくどうぐかん>
〒651-0056
神戸市中央区熊内町7-5-1
TEL:078-242-0216
HP:http://dougukan.jp
開館時間 9時30分~16時30分(入館は16時まで)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12/29~1/3)
アクセス 山陽新幹線「新神戸駅」中央改札より徒歩約3分
市営地下鉄「新神戸駅」北出口2より徒歩約3分
シティ・ループ「12新神戸駅前(2F)下車徒歩約3分
神戸市バス2系統・18系統「熊内6丁目」下車徒歩約2分
駐車場 6台(無料)
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この記事を書いた人:

Nahoko
北摂茨木市育ち、西宮・神戸と移り住んでどの町にも素敵な思い出ができました。現在は通信教育講師をしています。AEAJ認定アロマインストラクター資格有。日々の暮らしがほんのりと楽しくなるような街の小さな発見をお伝えしてきたいと思います。  
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