「EXPO’70のモヨオシモノ」展に渡邊美佐氏が来館!EXPO’70パビリオン


2015年12月27日、当時、万国博ポピュラー部門のプロデューサーをされていた渡邊美佐氏がEXPO’70パビリオンに来館されました。

大阪万博では、お祭り広場や水上ステージ、野外劇場など、催し物を行ういくつかの場所が設けられ、そのなかでもポピュラー部門の中心を担ったのが「万国博ホール」です。お祭り広場の後方に位置するこのホールは、延べ面積6,500㎡、舞台面積400㎡、観客席1,500の本格的ホールでした。企画・運営のプロデューサーとして渡邊美佐氏(現・渡辺プロダクショングループ代表)が就任。時代を代表するスターたちの公演、芸術表現の場となりました。

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ポスターだけでなく、当時の報告書やパンフレットも展示

ポスターだけでなく、当時の報告書やパンフレットも展示


ポスターやパンフレットのデサインは芸術性がとても高く、色使いも斬新。
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お気に入りのポスターの前で

お気に入りのポスターの前で



会期中にもギリギリの出演交渉を続けられていたそうで、サミー・デイヴィスJr.やマレーネ・ディートリッヒ等来日されたアーティストが日本を離れるときに「もしプロデューサーがミセス・ワタナベでなければ来なかっただろう」という言葉を残し、世界のスターたちに厚い信頼を得られていたことが様々な資料からも読み取れます。

最後は太陽の塔で記念撮影

最後は太陽の塔で記念撮影



大阪万博以来の来園ということで実に45年ぶり。万博に携われていた方々も駆けつけ、思い出話に花が咲いていました。

本展では半年間で126企画、1693公演の企画、招聘、運営を成し遂げられた当時の貴重な資料が公開され、催し物のポスター、パンフレット、関連資料等を展示。尽力した渡邊美佐氏の、当時のエピソードをあわせて紹介しています。

【渡邊 美佐氏プロフィール】
1955年 渡邊晋氏と結婚、渡辺プロダクションを設立。
1970年 大阪万博で音楽プロデューサーを担当。様々な国のアーティストを招き、
    ショーなどのプロデュースを行った。
    現在も渡辺プロダクショングループ代表兼名誉会長としてエンターテインメント界
    の第一線を走る。

開催日時 2015年 11月16日(月) ~ 2016年 03月15日(火)
10時~17時(入場は16時30分まで)
参加費・入場料 大人200円、中学生以下無料
HP http://www.bmkkc.or.jp/expo70pavilion/contents/kikaku.html
会場 EXPO'70パビリオン 常設展内 2階東ホワイエ ≫会場Webサイト
アクセス 大阪モノレール
「公園東口駅」下車徒歩12分
「万博記念公園駅」下車徒歩15分
お問合せ EXPO'70パビリオン
TEL 06-6877-4737(開館日の10時〜17時)
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シティライフ編集部
北摂・阪神の地域情報紙『シティライフ』の編集部です。 市民記者の皆様と一緒に、地域密着の情報をお届けします。

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