
「宗彦・逸平さんの狂言ナビゲーション」でもご紹介した、三世代共演の「茂山一族デラックス狂言会」が、いよいよ5月28日に高槻現代劇場で開催される。
今回の演目は、鍋八撥(なべやつばち)、那須語(なすのかたり)、業平餅(なりひらもち)の3つ。
鍋八撥(なべやつばち)は、鍋売りが鞨鼓(かっこ)売りと争っているうちに鍋を割ってしまうというお話。鞨鼓(かっこ)というのは雅楽で使われる打楽器だ。
那須語(なすのかたり)は、ひとりで何役も演じる語り芸が楽しめる。
業平餅(なりひらもち)は、在原業平を主人公とした餅づくしの謡と舞が楽しめるそう。在原業平は、恋の遍歴を和歌と文章でつづった「伊勢物語」のモデルと言われていて、ハンサムな貴公子だったとか。
舞う、語る、謡うという狂言のテクニックが十分に楽しめる演目となっている。私は狂言鑑賞は1度か2度くらいの経験しかないけれど、喜劇というところに魅力を感じている。茂山一族のまさにデラックスな狂言会、初心者の方もぜひどうぞ。チケットお問い合わせは高槻現代劇場へ。
開催日時 | 2016年 05月28日(土) 14:00 |
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参加費・入場料 | 一般 4,000円 友の会 3,600円 友の会グリーン 3,000円 18才以下 1,000円 ※未就学児の入場はご遠慮ください。 |
HP | http://www.city.takatsuki.osaka.jp/bunka/theater/calender/0904.html |
会場 | 高槻現代劇場 中ホール(全席指定) |
アクセス | 高槻市野見町2-33 阪急京都線「高槻市駅」から徒歩5分 |
お問合せ | 高槻現代劇場 072-671-9999 |