東京と大阪、離れた地域で関係を築いた作品創り。演劇ユニット”世莉さんといっしょ” 後編


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出会いからこれまで、不定期でも継続されたワークショップ。
今回も稽古開始から本番まで半年と、一般的な演劇の稽古に比べ時間をかけて地道に取り組む。


「短期集中することで成果は早く出るが、続かないと(成果が)戻るのも早い。長期的にでもきちんと取り組むことで時間はかかるが習慣から変えられる可能性が強い」
離れた場所でも演劇の価値観を共有し、一つの作品に繋がっていくことは、黒澤さん曰く「意味のある営みだし、充実した時間」とのこと。

この日は見学も交えての公開稽古



作品のテーマは家族。家族のエピソードを話したり即興なども試された。
「本も面白く、俳優もチャーミング。そんなシンプルな演劇が素敵なんだと大阪の皆さんに伝わる上演になれば」と話してくれた黒澤さん。
「色んな地域で活動するのは楽しい。関係は継続して築くものだから定期的に呼んでもらえて嬉しい」と関西訪問自体を楽しみにされていた。

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世莉さんといっしょ 公式HP
●ワークショップ、公開稽古 日程 ※各日締切有
・5月28日(日)大阪 詳細・申込み
・6月10日(土)11日(日)京都 詳細・申込み
●公演情報
・6月13日(火)『あまりの絆のなさに』※2団体30分ずつの公演
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この記事を書いた人:

yukari
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